ダヴィジャン
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ダヴィジャンは、クローン大戦の間、共和国宇宙軍に所属していたクローン・コマンダーの1人である。勇敢なパイロットであり、恐れを知らぬ戦士でもあるダヴィジャンは、敵軍と戦うべく、クローン・フライト・スクワッド・セブンを率いていた。
解説
ダヴィジャンは共和国グランド・アーミーの兵士としてカミーノで製造され、育成された、何の特徴もない無数のクローンの1体に過ぎない。だが、彼はあらゆる艦船の操縦に精通しており、分離主義勢力の指揮官アサージ・ヴェントレスの捜索任務では、惑星ボズ・ピティの封鎖線の突破を試みたこともある。このときダヴィジャンはアナキン・スカイウォーカーと共に巨大なヴェネター級スター・デストロイヤー<インターヴェンション>を操縦し、惑星の地表への不時着に成功したのだった。
多くの戦いで、ダヴィジャンは仲間のクローン・パイロットと共にARC-170スターファイターに搭乗し、オッド・ボールのコールサインで独立星系連合軍のドロイド・スターファイターと激戦を繰り広げている。その1つは、ジェダイのオビ=ワン・ケノービ将軍とコマンダー・スカイウォーカーに随伴して参加した、ベルデロンを巡る戦いである。彼らの任務は独立星系連合の指導者を捕らえることであり、ドゥークー伯爵に降伏を押し付け、この戦争に終結をもたらすことだった。
そして、彼の指揮下にあるフライト・スクワッド・セブンの熟練パイロットたちは、クローン大戦最後の激戦となったコルサントの戦いにも参加している。グリーヴァス将軍の旗艦<インヴィジブル・ハンド>の防衛網を破ろうとしていたオビ=ワン・ケノービも、ダヴィジャンの援護を受けた。そして、オビ=ワンのジェダイ・スターファイターが通商連合クルーザーの広大なドッキング・ベイに侵入すると、彼は敵艦からドロイド・ファイターたちを誘い出す作戦を敢行する。このコルサント上空の戦いで、ダヴィジャンは多くのパイロットを失ったが、彼の勇気と努力によってパルパティーン最高議長は無事保護されたのだった。