ソーン
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ソーンは、クローン大戦中に共和国グランド・アーミーのコルサント・ガードとして活躍した銀河共和国のクローン・トルーパー・コマンダーである。彼は「ハンマー」と名付けたZ-6ロータリー・ブラスター・キャノンを携えていた。
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経歴
ヤヴィンの戦いの20年前、ソーンはスキピオでパドメ・アミダラ議員を護衛するための派遣部隊を率いていた。ラッシュ・クローヴィスがインターギャラクティック銀行グループのトップに就任した直後、ソーンとその配下の兵士たちは自分たちが使用している離着床プラットフォームの近くに分離主義勢力の戦闘機部隊を発見した。彼は部下と周囲のガンシップにプラットフォームからの発進を命じ、都市のゲートの外での再合流を指示する。その後、彼はアミダラに分離主義勢力による侵略が迫っていることを警告したのだった。
ドロイド・ボマーが恐ろしいほどのスピードと正確さでガンシップやカンサラー級クルーザーを撃墜したため、ショック・トルーパーたちは援軍を失ってしまった。ソーンと部下たちは中立地帯の入口へと急ぐが、ドロイド・ガンシップも銃撃戦に加わり、ソーンの前方と後方の離着陸パッドが封鎖されてしまう。そこへコマンドー・ドロイドとスーパー・バトル・ドロイドが次々と展開され、クローンたちは完全に包囲されてしまった。さらに別のガンシップも彼らの後方からドロイドを送り込み、ソーンの小隊は集中砲火を浴びることになる。それでも最後まで諦めないソーンはドロイドを相手に最後の死闘を繰り広げ、部下が全滅した後も、1人で「ハンマー」を格闘用武器およびゼロ距離用武器として戦った。だが、圧倒的多数の敵を前に、彼は胸に複数の光弾を受け、最後はコマンドー・ドロイドによって殺害されたのである。
装備
ソーンはコルサント・ガードの標準的な赤色の装甲服を着用していたが、ヘルメットには独自の翼のデザインが描かれていた。また、彼はカーマと黒いバイザーを装備していた。ソーンはDC-15Sブラスターとホルスターに収めたブラスター・ピストルを携帯していたが、最も好んで使っていた武器は「ハンマー」と名付けたZ-6ロータリー・ブラスター・キャノンである。