ワット・タンバー
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解説
完全なる実業家であるワット・タンバーは、技術革新に関する銀河系規模の団体、テクノ・ユニオンの代表である。彼は共和国元老院の見苦しい官僚制度から脱却することを望んでおり、即座に独立星系連合へと加わった。タンバーはこの運動にバトル・ドロイド軍の提供を申し入れただけでなく、ジオノーシスにあるテクノ・ユニオンのドロイド製造工場の1つで分離主義者たちの会合を主催していた。
技術系の管理職に相応しく、タンバーは完全に機械に覆われており、会話を交わすことさえテクノロジーに依存していた。彼の深い響きのある声は、胴体に組み込まれた一連のダイヤルによって調節され、奇妙なほどに機械的だった。
彼は重工業惑星メタローンで多くの時間を費やしているが、本来はスカコの出身である。スカコの大気は他の多くの惑星よりかなり濃密であるため、銀河市場に参入したスカコアンはタンバーを除いて極わずかしか存在していなかった。彼は全身用環境スーツを着用しているため、標準大気を大幅に加圧することができるのだ。
また、タンバーは銀河系に散在する多くの先端テクノロジー施設の監視を行っており、バクトイド・アーマー・ワークショップ社、ホア・コール・エンジニアリング社、共和国シーナー・システムズ社、クワット・システムズ・エンジニアリング社といった多くの大企業もテクノ・ユニオンのメンバーとして調印していた。
クローン大戦の間、タンバーは分離主義評議会に身を置き、ドゥークー伯爵やグリーヴァス将軍の下で独立星系連合への出資、およびその統制を行っていた。しかし、彼は戦争を陰で操るシスの支配者が分離主義者たちの利用価値を失ったとき、ダース・ヴェイダーによって惨殺されたのだった。