ガイザー・デルソー
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解説
クローン大戦は、パルパティーン皇帝の誕生によって終わりを告げた。そして、皇帝の新たなる密使、ダース・ヴェイダーが、分離主義評議会を抹殺するよう命じられた。その後、ムスタファーの評議会司令本部から発せられ、分散していた分離主義勢力の艦隊に響き渡ったコマンド・シグナルによって、未だに銀河系全域で戦争を続けていた無数のバトル・ドロイドが停止させられた。シグナルがホロネットを通じて徐々に進むと、ドロイドたちは突然その場で立ち止まり、武器を下ろしていったのであった。突如として武器を失い、不利な状況に立たされた分離主義勢力の軍は、一瞬にして統制を失い、降伏したのだった。
だが、ジオノーシアンの分離主義者、ガイザー・デルソーは降伏を拒否した。彼はシグナル無効化装置を作り上げた技術者の1人だったのだ。通商連合は、ドロイド軍が自分たちに対して使用されることを最も恐れていたが、それより何年も前に、彼はこの装置を開発していたのであった。
帝国軍の実験的宇宙戦闘機に関する盗まれたデータプランを手にしたデルソーは、次の行動について計算するまでの間、保護を必要としていた。そして、彼はムスタファーに隠されたドロイド工場を再始動させた。ドロイド・シグナル装置のパラメータを熟知していたデルソーは、起動停止シグナルを解除する方法を発見すると、この火山惑星で新しく作られたバトル・ドロイドを即座に起動させたのであった。
その後、帝国軍の第501大隊がデルソーを法廷に送り出すべく派遣された。溶岩流と火山の噴火からなる地獄のような景観のなかで、このエリート部隊は工場を破壊すると、頑固なドロイド軍の最後の名残を滅ぼしたのだった。