ファル・ムダーマ
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ファル・ムダーマは、銀河共和国の晩年に活躍したアルゾックIII出身のタルズのジェダイ・マスターである。彼はジェダイ将軍としてクローン大戦を戦ったのだった。
経歴
ファル・ムダーマは天賦の才能に恵まれた優雅なジェダイだが、その生い立ちについてはほとんど知られていない。彼は流暢なライトセイバーのテクニックを習得し、その動きの機敏さは熟練した技能を持った多くのジェダイ・ナイトたちの中でも突出していた。また、彼は種族特有の4つの目による優れた視力を誇っていた。巨大な体と特殊な筋肉構造に反してムダーマはとても身軽である。ムダーマを見くびった敵は、彼を単なる獣であると考えがちだが、実際には肉体的能力に適応する精神的な機敏さを持っているのだ。同様に彼は知識への渇望も抱いており、その穏やかな性質も長年におよぶ生けるフォースへの探求によって形成されたものなのである。
クローン大戦の終盤、分離主義勢力がコルサントへの奇襲を仕掛けてきたとき、ムダーマはロロン・コロブ、シャク・ティと共にパルパティーン最高議長の護衛という重要な任務を与えられた。ドロイド軍の司令官グリーヴァス将軍は、ドロイドたちによる奇襲をカモフラージュとして、議長の誘拐を目論んでいたのである。シャク・ティが将軍のボディガードを食い止めている間、ムダーマとコロブはパルパティーンを連れて地下バンカーの脱出用シャトルへと急いだ。だが、2人の勇敢なジェダイはグリーヴァスの待ち伏せを受け、邪悪な将軍の刃に倒されたのだった。