ロロン・コロブ
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ロロン・コロブは、ジェダイ将軍としてクローン大戦を戦ったイソーリアンのジェダイ・マスターである。
経歴
平和的なイソーリアンの持つ自然への調和はフォース感知能力との親和性が高いことから、かつては彼らもジェダイ候補生の一大宝庫として知られていた。なかでもロロン・コロブは最も大きな尊敬を得たジェダイの1人である。彼はマスター・ヤレアル・プーフのパダワンとして修行を積み、ついにはジェダイ・マスターの称号を手にしたのだった。狡猾なプーフの下で、コロブは強力な精神技術を編み出したのである。
イソーリアンであるロロン・コロブは、生まれながらにして2つの口と2つの声帯を持っており、その力強く重い声は、精神的能力と組み合わさることで、明確な信念と統率力を与えることができた。さらに激しい修行を積んだ彼は、2つの喉から発せられる叫び声にフォースによる念力を組み合わせることによって、超音波エネルギーの奔流を生み出し、敵を撃退することができたのだ。また、コロブは頑固で精神的に未熟なパダワン、ドレイク・ローガンを訓練していた。
クローン大戦の勃発は深刻なジェダイ不足を招き、多くの候補生が次々とジェダイの道を歩むようになった。ローガンもまさしくそのようなケースの1人である。ジェダイ聖堂でのアプレンティス・トーナメントに参加した後、この11歳の少年はマスター・コロブによって選ばれ、彼のパダワンとなったのだ。その後、ローガンは彼にとっての最も危険な任務でさえも、このイソーリアンに同行していた。
しかし、ドレイクはマスターにとって最後となる任務のとき、彼の傍らにいることはできなかった。分離主義勢力によるコルサントへの奇襲の最中、コロブはシャク・ティやファル・ムダーマと共に、パルパティーン最高議長を護衛するという最重要任務に就いていたのである。コロブたちはコルサントの政府区域でグリーヴァス将軍との危険な追跡劇を繰り広げ、議長を地下バンカーへと避難させたのだった。
しかし、グリーヴァスの計画はジェダイの先をいっていた。邪悪なサイボーグ将軍は4本の腕とライトセイバー技術を駆使し、ムダーマ、コロブ、ティを打ち破ったのである。シャク・ティは他のジェダイへ恐怖を伝えるためのメッセージとして生かされたが、ムダーマとコロブはこの戦いで死亡したのだった。