ログレイ
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ログレイは、ブライト・ツリー・ビレッジで暮らすイーウォックたちの呪い師である。彼はイーウォックにしては長身で、黄褐色の縞模様の毛皮で覆われていた。また、彼は羽毛やビーズ、チュリ・バードの頭蓋骨などで頭部を飾っていることが多く、倒した獲物の背骨で装飾した杖を持ち歩いていた。
経歴
ログレイは古代儀式の守護者とも呼ばれており、彼の仕事の大部分は古からイーウォックに伝わる儀礼の伝統を守ることだった。実際にこのような儀礼の多くは姿を変えずに何世代にもわたって代々受け継がれており、中にはすでに野蛮で馬鹿げた慣習だと思われていたものもある。例えば、生け贄を必要とする儀式の価値については実に多くの論争が巻き起こっているが、チャーパ酋長を始めとする長老たちの指示を受けたログレイは若者たちの反対意見をよそに古代儀式を続けていたのだった。
ログレイに反対していたイーウォックの1人がウィケットである。しかし、部族における彼の影響力は非常に小さく、常日頃からログレイに非難されていることもあってブライト・ツリー・ビレッジに争いが起こるような事態だけは回避されていた。それでも、ウィケットは暗黒儀式に参加することを拒否し続け、雨と太陽を祝福する祭典を含めた村のあらゆる儀式から追放されていたのである。
実際には、ログレイに挑戦する勇気のあるイーウォックはほとんどおらず、仮にいたとしても部族から厳しく非難され、間違いなく村から追放されてしまっていた。チャーパ酋長も帝国軍との戦いが終わるまで、これらの祭典を続けることを許可していたのである。
しかし、戦いの中でログレイは仲間に本当の姿、すなわち弱い者いじめの卑怯者であることを知られてしまい、後には呪い師の座をパプルーに譲ることとなった。それ以来、イーウォックの古代儀礼は軟化するようになり、伝統は守られながらも生臭い部分は排除されていったのである。
このような冒涜に激怒したログレイはブライト・ツリー・ビレッジに呪いをかけ、暗黒儀式を侮辱する者たちの滅亡と崩壊を予言した。するとイーウォックたちは恐怖に脅え、村は大混乱に陥ったが、これもパプルーが輝かしい一撃を放つまでの数日間のことに過ぎなかった。彼が村に招き入れた黄金の神C-3POが奇跡を起こしてログレイの呪いを払拭したのである。イーウォックたちは当惑気味のドロイドを盛大な歌と踊りで祝福し、すべての浄化が終わったとき、パプルーはログレイの力が永遠に敗れ去ったことを告げたのだった。
ログレイはブライト・ツリー・ビレッジから追放され、もはや彼の名前は村の思い出の歌に残されているに過ぎない。イーウォックたちにとって、彼はもはや過去の存在なのだ。