カバラク
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解説
ノーグリのキムバル氏族の1人であるカバラクは、メイトラク(ノーグリの女性氏族長のこと)の3番目の息子である。彼はスローン大提督のデス・コマンドー第22部隊の一員として、レイア・オーガナ・ソロを誘拐するべく、キャッシークに派遣された。しかし、勇敢なウーキーたちとの死闘によって部隊は壊滅し、ノーグリで唯一の生存者となったカバラクは捕虜として尋問されるのだった。
レイアはノーグリたちの帝国軍への忠誠が偽りに基づくものであり、彼らは利用されているに過ぎないと確信していた。一方でカバラクは匂いからレイアがかつての救世主ダース・ヴェイダーの娘マラリーウシュであることに気づき、彼女を暗殺の標的ではなく崇拝の対象として認識する。だが、彼はノーグリの名誉にかけて帝国への忠誠を捨てることができなかった。そのためレイアはノーグリたちへの説得を行いたいと主張し、ホノガーを訪問する決意をしたのである。
カバラクがレイアを連れてホノガーに帰還したのはキャッシークでの敗北からおよそ1ヶ月後のことだった。この不自然な空白の時間がスローンの関心を引いてしまう。スローンはカバラクを反逆者と見なし、氏族の掟に従って処罰するよう命じる。しかし、その間にレイアは帝国による背信行為の証拠を発見し、ノーグリたちの信頼を得ることに成功したのだった。カバラクは密かに解放され、レイアを護衛する10人のノーグリのボディガードの1人に選ばれたのである。
カバラクはウェイランドのタンティス山に対する奇襲作戦でも新共和国に協力し、新共和国の勝利に大きく貢献する。そしてスローンの死後、彼はホノガーに戻り、故郷の再建に力を尽くすのだった。やがて彼らが開拓した土地は「未来」と名付けられることになる。