CC-1010
この項目ではコルサント・ガードのフォックスについて記述しています。第501大隊のフォックスについてはCT-0000/1010をご覧ください。
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CC-1010、通称フォックスは、クローン大戦中に活躍した著名なコルサント・ガードのクローン・トルーパー・コマンダーである。
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経歴
ズィロ・ザ・ハットの逮捕
フォックスはカーマの両側に取り付けたホルスターに2丁のブラスター・ピストルを装備していることで知られていた。彼はコルサント・ガード特有の目立つ真紅の装甲服を身に付けており、パドメ・アミダラ議員が犯罪王ズィロ・ザ・ハットとの交渉に失敗したとき、コルサント・ガード・クローン・トルーパーの分隊を引き連れ、コルサントにあるハットの宮殿に彼女を救出に向かったのだった。
クローン大戦中、ドゥークー伯爵は共和国元老院のすべての議員たちに莫大な懸賞金を掛けていた。このときほぼすべての議員がコルサントに滞在していたため、フォックスとその配下の兵士たちは彼らの管轄地区で議員たちの身辺警護をしていたのである。その中である事件が発生した。フォックスのスパイが、トランドーシャンによるシャイラ・ペイジ=ターキン議員の誘拐計画の情報を掴んだのだ。フォックスはハンターを見つけたが、彼は賞金稼ぎを殺すなと命令されていた。トランドーシャンはフォックスを見て逃走するが、このクローン・コマンダーは誰よりもコルサントの路地に詳しかった。彼は仲間のガードたちと連絡をとり、賞金稼ぎを迅速に追い詰める。逃げ場を失ったトランドーシャンはジェットパックで近くのビルの屋上へと逃走した。一方のフォックスも何とかしてトランドーシャンを捕らえようと、同じビルへ登るためにグラップリング・フックを使った。屋根の上ではフォックスの先発隊が集中砲火を受けたが、彼はブラスターの一撃で誘拐犯の武器を弾き飛ばし、彼を降伏させることができたのである。
コルサント・ガードの指揮
賞金稼ぎキャド・ベインが共和国司法省中央拘留センターからズィロ・ザ・ハットを釈放するよう要求するために元老院議員たちの一団を人質に取ったとき、フォックスは共和国行政府ビルからの逃走を図るベインと対峙するコルサント・ガードの分隊を率いていた。しかし、このクローン・コマンダーはベインの一味が議員らを依然として人質に取っていることを知り、彼らを取り逃がすことを余儀なくされたのだった。
またヤヴィンの戦いの21年前には、フォックスはオビ=ワン・ケノービ、スリープウッドと共に分離主義勢力のバトル・ドロイドからステーションを解放するべくジュマ9へと向かった。その後、コルサントに戻ったフォックスは惑星の深層レベルでID検査の任務を担当するようになった。このとき、彼は清掃ドロイドの一行にパワー・ジェネレーター・エリアへ向かう許可を与えたが、これらはコルサントを攻撃するためグリーヴァス将軍によって送り込まれた強襲用ドロイドだったのだ。何も知らなかったフォックスはデモリッション・ドロイドが提示した偽造の作業許可証に騙され、間違った方向へ進もうとした彼らをパワー・ジェネレーターへ誘導してしまったのである。
その後、アナキン・スカイウォーカーとそのパダワン、アソーカ・タノが犯罪者ラコ・ハーディーンを連行してきたとき、フォックスは共和国司法省中央拘留センターの警備を監督していた。ハーディーンはジェダイ・マスター・オビ=ワン・ケノービの殺害容疑で逮捕されたのである。フォックスと部下たちはハーディーンを投獄したが、実は彼の正体がケノービであることを知らなかった。ケノービはパルパティーン最高議長の誘拐計画に潜入するため、偽装工作を行っていたのだった。
装甲服と装備
フォックスのフェーズI・アーマーには真紅のマーキングが施されており、胸には銀河元老院の紋章を変形したものが描かれていた。また、彼のヘルメットはコマンダー・コーディのものとよく似ていたが、フォックスのヘルメットは所々が暗赤色で縁取られていた。フォックスはカーマとブラスターのホルスターを常備しており、DC-15Aブラスター・ライフル、DC-15Sブラスター、DC-17ハンド・ブラスター、そしてグラップリング・フックを携帯していた。