カリーダ・ショールズ医療センター
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カリーダ・ショールズ医療センターは、クローン大戦中に銀河共和国が初めて病院施設として使用したヘヴン級医療ステーションである。このステーションはナブー星系の近くにあった。
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特徴
このステーションは中央核融合炉を中心として構築されており、タワーの上に制御ハブが取り付けられていた。また、ハブからは大量のバクタ・タンクを配備した8つの医療ステーションが伸びており、それぞれの間隔は銀河共和国の病院船が入港可能なほど広がっていた。また、このステーションは共和国の艦船と同様に赤色の縞模様で塗装されていた。
歴史
当初、この宇宙ステーションはエナーク星系における商業ハブとして発足したものである。だが戦争前には既に廃棄ステーションとして見捨てられており、開戦時に共和国によって購入されたのだった。その後、このステーションは標準的な居住モジュールと特別な医療設備によって再構築され、星間タグによってカリーダ星雲近郊のリンデリア星系まで牽引された。この場所が選ばれた理由は、付近一帯でナビーゲーションが妨害されてしまうため、敵による奇襲をある程度防ぐことができると考えられたからである。こうしてこの深宇宙施設は共和国の医療センターとして使用されることになり、アウター・リムでの戦闘で負傷した多数のクローン・トルーパーを受け入れるようになった。感傷的なカミーノアンの医師、ナラ・セによる慎重な管理のもと、スタッフたちの手によって何万人ものクローンが治療を受けたのだった。
クローン大戦の最中、分離主義勢力のスパイがカリーダ・ショールズの施設の位置を突き止めると、ドゥークー伯爵はこのステーションを破壊するためにグリーヴァス将軍を送り込んだ。だが、この攻撃はアナキン・スカイウォーカー将軍とシャドウ中隊によって阻止される。この戦いは新型BTL-B Yウィング・スターファイターが初めて実戦投入された舞台の1つでもあった。この攻撃の間、このステーションには60,000人ほどの回復間近のクローンが収容されていた。