アウター・リム・テリトリー
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解説
単にアウター・リムと呼ばれることの多いアウター・リム・テリトリーは、ミッド・リムの外側に位置する広大な領域である。アウター・リムはワイルド・スペースおよび未知領域へと至る以前に、銀河系で広く入植が行われた最後の領域だった。ここには無数の惑星が散在しており、その大半が荒涼とした未開の惑星である。だが、居住可能惑星も多数含まれているため、一攫千金を夢見た忍耐強い人々が多数入植したのだった。
かつてマンダロリアン大戦において、マンダロリアンは銀河共和国への反抗を開始する場所としてアウター・リムを選んだ。また、ヤヴィンの戦いの124年前、銀河元老院はアウター・リムを自由貿易地帯として宣言している。同19年前には、クローン大戦最後の戦いとなるアウター・リム包囲作戦が行われた。銀河帝国の成立直後には、ストームトルーパーの3個師団がアウター・リムで育成されている。
この領域はコア・ワールドから遠く離れているため、反乱同盟軍の支援者が多かった。そのため、帝国のグランド・モフ、ウィルハフ・ターキンは、アウター・リムに帝国の秩序をもたらし、それを維持するという困難な使命を与えられていた。逆に、この領域での出来事もコルサントをはじめとするコア・ワールドの惑星には伝わりにくいため、パルパティーン皇帝は帝国軍による数々の残虐行為をアウター・リムで行っていた。ターキンによる初代デス・スターの開発もその1つである。
また、アウター・リムでは通商言語が広く使用されていた。