ヨーダの種族
| ||||||||||||||
|
この種族の正式な名称は記録に残されていないが、ジェダイ・マスター・ヨーダはその最も有名なメンバーの1人である。単にヨーダの種族としてだけ知られているこの小さなヒューマノイド種族は、銀河共和国の時代の間に数人の高名なジェダイを輩出したのだった。
特徴と歴史
この種族に関しては名前も出身惑星も分かっていない。この種族のメンバーは非常に小柄で身長は70センチメートルにも満たないが、何百年にもおよぶ極めて長い寿命を持っている(ただし、既知のメンバーがすべてジェダイであるため、その長寿がジェダイ特有のものなのか、種族に特有のものなのかは定かでない)。この種族の大人は尖った小さな耳、隆起した頭頂部、3本指の手足が特徴的であり、硬い皮膚と血液は明るい緑色をしている。また、鋭利な歯は彼らが肉食であることを示唆しているが、最も有名なメンバーであるヨーダの食事には他のほとんどの生物が不快感を示すようなものが含まれていた。さらに、すべてではないが、彼らの大半は珍しい文法と構文を利用した銀河標準ベーシックの特殊な方言を喋っていた。
既知の3人のメンバーはいずれも非常に聡明で、フォースの潜在能力が極めて高かった。特に最も有名なヨーダは、銀河共和国の時代に200年以上にわたってジェダイのグランド・マスターを務め、ジェダイ・オーダーの歴史においても最も強いジェダイの1人だった。マスター・ヨーダはちょうど900標準年の生涯を過ごした後、老衰で死亡している。
他の2人ジェダイ、ヤドルとヴァンダー・トカレも、それぞれコルサントとダントゥイーンのジェダイ評議会に在籍していた強力なマスターだった。また、ルーサンのジェダイの谷の内部には、この種族の謎のジェダイの像も存在している。
4番目のやや知名度の低いこの種族のジェダイとして、ヤヴィンの戦いの700年前ごろにジェダイ・オーダーに在籍していたジェダイ・ナイト、ミンチの存在も知られている。彼に関することはほとんど記録に残されていないが、ミンチはダーク・ジェダイ・マスターを1人で倒したことで、自らがフォースの道に長けていることを示したのだという。しかし、他の有名な3人のマスターたちとは対照的に、ミンチはやや気性の荒い性格であり、ダン・モックを受けた際に冷静さを失ったことがあったという。
この種族は、特に身長の低さ、大きな尖った耳、そしてヤドルに見られるような毛の房など、外見的にラニックとよく似ているところが多い。この種族とラニックとの関係は不明だが、ヨーダは少なくとも一度ラニックと間違われたことがあった。だが、ラニックは外見的によりヒューマノイドに近く、ヨーダやヤドルの種族とは異なる進化の歴史を歩んできたため、両種族の間に遺伝子的な繋がりがあることは考えにくい。ラニックは明らかに哺乳類から進化した種族であり、一方でヨーダの種族は両生類や爬虫類から進化したと思われる特徴が多いのだ。
登場エピソード
- エピソード1/見えざる脅威
- エピソード2/クローンの攻撃
- エピソード3/シスの復讐
- エピソード5/帝国の逆襲
- エピソード6/ジェダイの帰還
- クローン大戦(TVシリーズ)
- クローン・ウォーズ(映画)
- クローン・ウォーズ(TVシリーズ)