フェーズII・クローン・トルーパー・アーマー
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フェーズII・クローン・トルーパー・アーマーは、フェーズI・クローン・トルーパー・アーマーの上位バージョンである。
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特徴
フェーズII・アーマーは、フェーズI・アーマーの全システムを網羅した上で、さらに偏光レンズ、パッド、センサーを加え、より軽量で丈夫なアーマー・プレートを採用していた。より多くの追加モジュールをサポートすることで、フェーズII・アーマーはフェーズIをはるかに越えた優位性を実現したのである。カミーノアンが人間の肉体構造をより深く研究したことから、フェーズIIは着心地のよさも前作を大きく上回っていた。また、フェーズIとは異なり、フェーズIIでは色は階級ではなく所属部隊を表していた。
フェーズII・アーマーが登場したのはヤヴィンの戦いのおよそ20年前であり、その後の数ヶ月間で徐々にフェーズI・アーマーと入れ替わっていった。フェーズII・アーマーは後にパルパティーン皇帝の銀河帝国でストームトルーパーたちが使用した装甲服の基礎でもある。また、フェーズII・アーマーのもう1つのバージョンはカターン・アーマーと呼ばれていた。
この新型装甲服には、より高性能な空気フィルター、酸素供給システム、偏光レンズ、会話をより分かりやすくする表示装置が備わっていた。さらにブーツが磁化されており、安定性を確保するための重力場制御装置が組み込まれていた。この装甲服とボディスーツのもう1つの便利な特徴は、加圧が可能な点である。この機能によって、フェーズII・アーマーはフェーズI・アーマーと比較してより長時間、真空環境で戦うことができたのだ(ただし、長期任務の際にはまだ回復期間が必要だった)。また、ARCトルーパーやARFトルーパーのフェーズII・アーマーにはカムフラージュが施されていることもあった。
バリエーション
フェーズI・アーマーとは異なり、フェーズII・アーマーには多くの異なりバリエーションが存在した。個々のクローンにあわせて改造されたものがある一方で、クローン・パラトルーパーなどの特別なクローン・トルーパーのために作られたもの存在していたのである。中にはフェイのように、複数の装甲服を所持しているクローンもいた。また、多くのクローン・コマンダーやARCトルーパーは自分の装甲服に特別な装飾品を取り付けており、彼らは一部の下級将校にも同様の特別な装飾品を付けることを許可していた。これらの特別な装飾品にはカーマやポールドロンなどがあり、彼らはヘルメットにもエレクトロバイノキュラーやサン・バイザーを取り付けることができた。また、レックスやオードーなどのクローン・キャプテンたちはカーマーの両側に1対のDC-17ハンド・ブラスターを装着していることがあった。