DC-17ハンド・ブラスター
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DC-17ハンド・ブラスターは、クローン大戦中に銀河共和国のクローン・トルーパーたちが使用していたヘヴィ・ブラスター・ピストルである。DC-17はARCトルーパー・キャプテン、クローン・トルーパー・コマンダー、ジェット・トルーパーらが最も頻繁に使用していた武器だった。この武器はDC-15Sブラスターの小型版であり、DC-15sサイド・アーム・ブラスターと多くの点で類似している。また、これらはクイック・リリース・ホルスターを装備しており、エリート・クローン・トルーパーは、かつてジャンゴ・フェットがそうであったように、戦闘時に2丁のピストルを使うこともあった。
歴史
コマンダー・ブライはお気に入りのDC-15Aブラスター・ライフルと共に、クレイト・ドラゴン・パールで装飾した2丁のDC-17ピストルを携帯していた。クローン・キャプテン・レックスとクローン・コマンダー・フォックスも、戦闘時にはより標準的なDC-15Aブラスター・ライフルに加え、2丁のDC-17ブラスター・ピストルを使用していた。DC-17を使用していた他の有名な兵士は、ナルARCキャプテン・オードーである。彼がこのブラスターを使って大きな効果を挙げた事件の1つは、オメガ分隊、デルタ分隊、カル・スキラータ軍曹、ウォーロン・ヴァウ元軍曹、ジェダイ将軍バーダン・ジャシック、エテイン・ター=マカンらと共に、テロ活動を暴くためにある滑走路を襲撃したときのことだった。またカミーノ反乱の際には、アンチ=トルーパーと同様にクローン・ジェット・トルーパーたちも、全員が改良型DC-17コマンドー・ピストルを個人用携帯武器として使用していた。後にこれらの武器はヤヴィンの戦いのころにインペリアル・ショック・トルーパーたちによって使用されることになる。
DC-17ブラスター・ピストルとDC-17m互換武器システムはまったくの別物だが、DC-17はある理由から、より大型のDC-17mと名称を共有している。これら2つは内部部品の多くを共有しており、DC-17ハンド・ブラスターが異常なまでの高火力と射撃率を有しているのもそのためなのだ。DC-17の使用者たちは訓練の際にDC-17mの内部および外部の構造を学んでいたため、この類似性は彼らから広く評価されていた。特に、一見して異なるこの2つの武器の名前の類似性に困惑する無知な人々は、ARCたちから見下されることも多かった。