ナガイ
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ナガイ(ヌガイ、ナイヴズなどとも呼ばれる)は、未知領域出身の近人間種である。彼らはヤヴィンの戦いの4年後により広大な銀河系を侵略したのだった。
生態と文化
ナガイは、青白い肌、漆黒の髪、灰色の目、痩せこけた体をした近人間種である。彼らの外見は生きているというよりもむしろ死人のような印象を与えている。ナガイは名誉と戦いを強く信奉しており、テク・ラ・ブレードと呼ばれる小さな短剣を作り上げた。彼らは銀河共和国および銀河帝国双方の境界を越えた未知領域の惑星ナギの原住種族である。彼らは既知銀河系から孤立していたが、実際には多くのナガイが広大な銀河系を冒険しており、共和国の時代にはジェダイ・パダワンになった者も存在している。
歴史
ナガイはトフの天敵であり、両者は長年にわたって戦争を繰り広げてきた。トフとの最初の戦いを有利に導くため、ナガイは地上戦用の機械の四肢を装着した近隣の種族、マカブリーと同盟を結んだ。だが、トフによる惑星ナギへの攻撃は激しさを増し、ナガイたちの間にトフに対する病的な嫌悪感と恐怖が徐々に広がっていった。その結果、ナガイとマカブリーはより広大な既知銀河系へと目を向けたのである。
ナガイはキャッシークでウーキーの奴隷貿易を再開させようと企てた。当初、彼らはこの惑星で遭遇した特定のナガイの名前についてウーキーが発音を誤ったため、自由惑星同盟からはナイヴズという名で呼ばれていた。その結果、彼らはヤヴィンの戦いの4年後に自由惑星同盟と交戦し、目論見を阻止されたのである。
ハン・ソロ、ランド・カルリジアン、チューバッカによって計画を阻止された後、ナガイはルミヤと残存帝国軍における彼女の一派に合流し、反乱同盟軍の壊滅と帝国再興に向けた領域の拡大に向けて動き始めた。その後、彼らはキャブレイ、キヌイーン、マンダロアなどでの戦いを経て、エンドアを攻撃する。そして、反乱軍にスパイとして潜入したベイの暗躍によって、彼らは同盟軍のあらゆる作戦内容を入手し、緒戦でたやすく勝利を得たのだった。だが、スパイが発見されると状況は一変し、ナガイとルミヤたちはエンドアから撃退されたのである。 その後もナガイは同盟者と共にイスカロンをはじめとする他の多くの惑星への侵略を行っていった。そして惑星トレンウィスでトフの軍隊を発見した彼らは、トフの殲滅を企てるが、トレンウィスの戦いで敗北を喫してしまう。その後、トフはゼルトロスを攻撃し、銀河系に自分たちの存在を知らしめたのだった。トフに対して恐怖と憎悪を抱くナガイは、反乱軍と帝国軍の双方と奇妙な同盟を結び、彼らと戦うことになる。そしてゼルトロスからトフを撃退したナガイは同盟軍との協定を締結し、後に惑星サイジョでトフの王子を奇襲すると、彼らを降伏させたのだった。こうしてナガイとトフの脅威は銀河系から一掃されたのである。
トフの降伏後、ナガイは入植地としてサイジョを手に入れた。そしてごく一部のナガイは同盟軍に参加し、他の多くは(マンダロリアンと手を組んで)トフから故郷を解放するためナギへと向かったのだった。