R2-Q5
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解説
R2-Q5は、帝国軍で使用されていたインダストリアル・オートマトン社製の黒いR2シリーズ・アストロメク・ドロイドである。このドロイドは拡張領域における帝国軍の多くの偵察任務に従事しており、かつては<タンティヴィIV>を拿捕するインペリアルI級スター・デストロイヤー<デヴァステーター>に搭乗していたこともあった。
その後、エンドア上空の第2デス・スターに配置されたR2-Q5は、精巧な武器および保安システムの整備補助や、TIEファイター、TIEボマーなどの整備を担当していた。通常、R2ユニットは宇宙船の診断および修理を専門としていたが、帝国軍の設計者たちは短距離機であるTIEファイターにアストロメク・ドロイドは不要な荷重でしかないと考えていたため、これらの機体にドロイド・ソケットを用意していなかったのだ。また、このドロイドには宇宙船の修理器具の他に、隠された秘密のスパイ装置を装備していた。R2-Q5は第2デス・スターへのIG-88Aの侵入に気づいていた数少ない存在の1つである。
反乱同盟軍が第2デス・スターを攻撃したとき、破壊された回廊で1体のR4ユニットが動作不能となった。このドロイドが重要なメッセージを持っていることを知ったR2-Q5は、データをダウンロードしてパルパティーン皇帝に届けようとする。だが、デス・スターが反乱同盟軍によって破壊されたため、R2-Q5は目的を達成することなく宇宙の塵となったのだった。