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ヌシス級クロークラフト

提供: スター・ウォーズの鉄人!

Chiss Clawcraft.jpg
Nssis-class Clawcraft
別名または別表記
別名

Chiss Clawcraft

製造に関する情報
製造元

不明(ハンド帝国、その後はチス・アセンダンシー内の造船会社と推測)

製品

TIEシリーズの傍流

型式

ヌシス級クロークラフト

級種

宇宙戦闘機

技術設計に関する情報
全長

7.65 m

最大加速度

3,800 G

最高速度(大気中)

1,000 km/h

エンジン

SFSイオン・エンジン

ハイパードライブ能率

クラス1.5

シールド

あり

航法システム

チスハイパースペース追跡システム(航法コンピューターを搭載可能)

武装

SFS L-s7.2レーザー・キャノン 4基

操縦要員

パイロット 1名

乗客定員

なし

積載重量

25 kg

航続期間

1週間

使用に関する情報
役割

宇宙専用戦闘機

年代

ニュー・ジェダイ・オーダー時代

所属
[非表示]

ヌシス級クロークラフトは、チスたちが一般的に使用していた宇宙戦闘機である。だが、この戦闘機は銀河帝国の標準テクノロジーとの融合によって開発されたものだった。

特徴

チス・クロークラフト

銀河共和国との最初の遭遇を迎えるまで数百年間にわたって銀河系の他の地域から隔離されていたチスたちは、多種にわたる高度に発達したテクノロジーを築き上げていた。この青い肌を持つヒューマノイドたちは、ハイパードライブ・エンジンと同等の装置をも開発し、銀河系の緻密な探査を開始していたのである。やがて、スローンという名のチスが共和国との最初の接触を行い、後にその後継政府となる銀河帝国の中に加わった。スローンは帝国軍で使用されていた宇宙戦闘機に関する理解を膨らませ、この恩恵を受けたチスの技術者たちは、チスと帝国のテクノロジーを巧みに組み合わせた芸術品、すなわちヌシス級クロークラフトを開発したのである。

チス・クロークラフトはその球形のコクピットによって容易に識別可能だが、これは実際に帝国軍のTIEシリーズに採用されている球形コクピットを改良したものである。さらにTIE/LNスターファイターと同様に、クロークラフトもコクピットの後方に取り付けられたポッドに2基のイオン・エンジンを搭載している。一方で、機体から延びた4本の湾曲した武器アームは、明らかにチス独自の美学を意識したものである。各アームにはシーナー・フリート・システムズ社L-s7.2レーザー・キャノンが取り付けられており、それぞれが最も効果的な射撃を実現できるように連動型火器として配置されている。これはT-65 Xウィング・スターファイターの思想をわずかに流用したものに他ならない。また、これらの武器アームは制御板としての役割も担っており、1本のアームの位置を微調整するだけで、急旋回や他の突然の操作に対応できるようになる。数々の戦闘を通じて、多くのチスのパイロットたちは4基のレーザー・キャノンを一斉に発射しながら、クロークラフトを激しくスピンさせる戦術を学んだ。彼らはこの戦術によって、敵にほとんど回避不可能なレーザーの集中砲火を浴びせることができるようになったのである。

小惑星帯におけるチス・クロークラフト

帝国軍は敵を数で圧倒するためにTIEファイターを消耗品として使用しているが、チスたちは敵についてよりじっくりと考えることを好み、クロークラフトをそのための重要な財産であると考えていた。そのため、クロークラフトには高性能な偏向シールド発生装置と、TIEファイターより強力な船殻が与えられている。しかし、これらの追加装備によってイオン・エンジンの負荷が増大したため、亜光速度ではクロークラフトは標準型TIEファイターより明らかに劣っている。

クロークラフトの主な使用用途は、チス・スペースの境界におけるパトロール任務だが、ときにはカラーバの戦いのような新共和国の戦闘にも参加している。紛争の起こっている場所に素早く到達するため、クロークラフトにはクラス1.5相当のチス独自のハイパードライブ・ユニットも搭載されているが、このハイパードライブは他のチスのすべての宇宙船に搭載されているものと同様に、チス領域全体に広がるハイパースペースの固定点ネットワークを利用したものである。これらの固定点はある種の信号を発しており、チスの宇宙船はこの信号を追うことによって、複雑なハイパースペースの迷宮内を航行することができるのだ。

しかし、チスの星間航行は原則としてこれらのハイパースペース・ビーコンに頼っているため、一般にクロークラフトにはハイパースペース・ジャンプの軌道計算を行う航法コンピューターが用意されていなかった。したがって、クロークラフトでチスの領域の外側へ旅することは非常に大きな危険を伴うことになる。新しい領域への進出を行うためには先頭機に航法コンピューターを搭載し、追跡ビーコンを通じて同行する他の船を誘導しなければならないのだ。

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