ラッツ・ラジィ
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ラッツ・ラジィは、クローン大戦中に活躍したシーリンの女賞金稼ぎである。ヤヴィンの戦いのおよそ20年前、彼女はボバ・フェット、ボスク、C-21ハイシンガー、デンガーと行動を共にしていた。彼女の主な武器はウロコの付いたグラップリング・ボアであり、彼女はそれを使って鞭や投げ縄のように絡ませ、敵を掴むことができた。また、彼女はヘヴィ・ブラスター・ピストルも使っていたが、鞭ほどは多用していなかった。ラジィはクォーザイトでオチュア・ブランクに荷物を届ける任務に参加した賞金稼ぎたちの1人だった。
この任務の直後、ラジィはアサージ・ヴェントレスと共にモス・アイズリーのチャルマンの酒場を訪れた。これは、ストーバーでサヴァージ・オプレスが兄弟を探していたときとほぼ同時期のことである。
その後、ラジィはジャバ・デシリジク・ティウレに雇われ、ナル・ハッタを訪れた。この間に、シス卿ダース・モールとサヴァージ・オプレス、そしてデス・ウォッチの首領プレ・ヴィズラがハットとの同盟を求めるために現れたが、話し合いは決裂し、3人は退却していった。ラジィは仲間の賞金稼ぎたちと共にこの3人を追跡したのだった。
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経歴
ラッツ・ラジィはクローン大戦中に活躍した賞金稼ぎである。この間、彼女はタトゥイーンでボバ・フェットをリーダーとする賞金稼ぎの一団に加わっていた。あるとき、ラッツはチームのメンバー、ボスク、オーケッドと共にチャルマンの酒場を訪れた。そこでオーケッドがアサージ・ヴェントレスに殺されるのを見た2人は、彼女に酒を一杯奢り、オーケッドの代わりにチームに加わらないならば、彼女を当局に引き渡すと告げる。その後、ラッツとボスクは彼女を仕事に参加するボバと他の仲間たちのところへ連れて行ったのだった。
一団はサブトラムで、惑星の独裁者オチュア・ブランクのところまで大きな木製の箱を護送する任務を請け負った。この任務は非常に簡単に始まったが、サブトラムはすかさずこの貨物を自分たちのものだと主張するケイジ・ウォリアーからの襲撃を受けることになる。戦闘の間、ハンターたちは1人ずつ列車の外へ投げ出されてしまった。ラッツは終盤まで踏みとどまっていたが、彼女は誤ってグラップリング・ボアでC-21ハイシンガーを掴んでしまい、ウォリアーのリーダー、クリズモー・ソーディによって撃退されてしまう。ソーディはハイシンガーを列車の外へ蹴り飛ばし、ラッツもそれに引かれて落ちてしまったのだ。そして彼らがいなくなった後、フェットもソーディに苦戦する。このときソーディは、箱の中身がオチュア・ブランクと無理やり結婚させられることになっていた彼の妹、プルーマであることを明かしたのだった。過去に自分も多くの変化に苦しんだ経験のあるヴェントレスは、箱の中にフェットを押し込めると、偽の貨物をブランクに届け、さらに解放したプルーマをケイジ・ウォリアーに売り渡すことで、両方からの報酬を得ることに成功する。その後、彼女は仲間たちにフェットも直に戻ってくると伝え、ブランクからの報酬をラッツたちと山分けしたのだった。
その後、ラッツはヴェントレスと共にタトゥイーンに戻り、チャルマンの酒場で同じテーブルを囲みながら、苛立つ彼女を心配していた。
その後、ラッツはジャバ・デシリジク・ティウレに雇われ、ナル・ハッタに滞在していた。そのとき、シス卿ダース・モールとサヴァージ・オプレス、そしてデス・ウォッチの首領プレ・ヴィズラが、ハットとの同盟を求めて惑星を訪れたが、交渉は決裂してしまう。ジャバはラッツを含む賞金稼ぎたちを招集し、攻撃を命じたのだった。すると、ヴィズラがモールたちを逃がすため、評議会のテーブルに火を放った。賞金稼ぎたちは彼らを追って離着床プラットフォームへ向かい、戦いに勝利したと思われたが、外にはボ=カターン・クライズとさらに多くのデス・ウォッチの兵士たちが待ち構えており、彼らは再び宮殿内への退却を強いられる。そして宮殿内で、彼らはモール、オプレス、ヴィズラとの死闘を演じるが、この3人はあまりにも強すぎた。敗北を悟ったラジィとデンガーは回廊にスモーク・グレネードを投げ、仲間の賞金稼ぎエンボ、スーギ、マーロックの逃走を援護したのである。次いでラジィも宮殿から逃走するが、モールは彼らをただの賞金稼ぎに過ぎないとし、そのまま見逃したのだった。
人物と特徴
ラッツ・ラジィは軽快な身のこなしで正確に任務を遂行することができた。同時に、ラッツのグラップリング・ボアは彼女自身を恐るべき戦士へと変えていたのである。彼女は単にクォーザイトで仕事をこなし、報酬を受け取りたいと考えていただけであり、これは彼女が他の何よりも金を好んでいたことを物語っている。彼女はエキゾチックな戦闘スタイルを訓練していた。