3POシリーズ・プロトコル・ドロイド
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3POシリーズ・プロトコル・ドロイドは、サイボット・ギャラクティカ社製の人間=サイボーグ間通訳プロトコル・ドロイドである。このドロイドにはTCシリーズ、3PXシリーズ、5YQシリーズなど、非常によく似た多くの姉妹機種がああった。
この機種の最も有名なドロイドの1体は、反乱同盟軍の英雄の1人、C-3POである。
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歴史
工場惑星アッファのサイボット・ギャラクティカ社で製造された3POシリーズ・プロトコル・ドロイドは、これまでに造られた中で最も人間に似たドロイドであり、ある者はこれを勝利であると考えていた。この機種は少なくともヤヴィンの戦いの112年前から製造が開始されており、その生産は新共和国の時代まで続けられていたのである。
3POシリーズで大成功を納めたサイボット・ギャラクティカ社は、新共和国の時代に新型のCシリーズ・プロトコル・ドロイドを送り出している。これらはおよそ3,000クレジットで販売されていた。
特徴
不幸にして、人間はときおり神経質や気まぐれや、極度な神経症に陥る可能性があるが、極めて高性能なシンステック社製AA-1ヴァーボ=ブレインとトランラングIII通信モジュールの恩恵によって、3POドロイドにも同様かつそれ以上の症状を示す個体が存在した。この優れた認識モジュールは、ドロイドに真の感情と驚くべき独特な個性を創造させることができるのだ。実際に、サイボット・ギャラクティカ社は3POユニットに創造的な弱声器を搭載することで、飾り気のない翻訳を可能としていた。そのため、同社は癖を除去するための定期的なメモリ消去を推奨していた。
3POユニットは、大使、政治家、領事、王族によって、外交的あるいは社交的な場における個人的随行員として、幅広く利用されていた。銀河系には何千もの異なる種族や、何百万もの個別の慣習が存在するが、議員たちは誰一人として自分の挨拶が偶然にも侮辱として受け取られ、戦争の引き金となってしまうことを望んではいなかった。3POは様々な言葉に精通しているだけではなく、慣例、礼儀作法、風習、心構え、宗教的儀式、テーブル・マナーなどに関する専門家でもあったのだ。
3POの身長は1.7メートルであり、金、銀、白、その他いくつかの色の、光沢のある眩しいボディ・シェルに覆われていた。そして、すべての個体が光受像器、音声収集器、広帯域アンテナ・レシーバ、マイクロ波検出器、嗅覚センサーを装備しており、主要回路遮断装置(マスターON/OFFスイッチ)は首の後ろに取り付けられていた。また、このドロイドにはジョイントを最高の作動条件で維持するために、頻繁にオイル・バスに浸かることが要求されていた。
サイボット・ギャラクティカ社は、何世紀にもわたって様々な3PO型ドロイドを製造してきた。さらに、大衆の目から見たこの機種の新鮮さを維持するために、数十年以上にわたって、PX、カンサル360、ii77など、多くの製品ラインが拡張されている。これらのブティック・モデルは通常の3POと比べて2倍以上の価格設定がされており、一般的には大容量メモリ・ユニットやより洗練された音声合成装置のような、技術的躍進のショーケースとされていた。しかし、ついに技術の進歩が頭打ちになると、製品ラインの拡大も断念され、特徴的な製品のみが通常の3PO生産ラインへと統合されていったのだった。
TCシリーズは数ある3POデザインのなかで最も賞賛されたブティック拡張の1つである。クローン大戦前の数十年間に人気を博したTC 3POは、内蔵されたトランラングIII通信モジュールにちなんで名づけられた。トランラングIIIの性能は前身のトランラングIIから飛躍的に向上しており、それは曖昧な方言、貿易用の隠語、セキュリティ・コード、ドロイド言語などを含む、600万種を超える通信形態を収録したデータベースによるものである。トランラングIIIに搭載された音声合成会話および音響システムによって、TCはほぼすべての音声を再生成することができるが、ドロイドのヒューマノイド構造では、種族特有の動作を伴う微妙なニュアンス(例えば、トゥイレックのレクーの微かな動きなど)を再現することに限界があるのも事実である。
登場エピソード
- エピソード1/見えざる脅威
- エピソード2/クローンの攻撃
- エピソード3/シスの復讐
- エピソード4/新たなる希望
- エピソード5/帝国の逆襲
- エピソード6/ジェダイの帰還
- クローン大戦(TVシリーズ)
- クローン・ウォーズ(映画)
- クローン・ウォーズ(TVシリーズ)
- スター・ウォーズ・ホリデー・スペシャル
- ドロイドの大冒険