ユン=ヤムカ
提供: スター・ウォーズの鉄人!
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解説
ユン=ヤムカは戦争と虐殺を司るユージャン・ヴォングの神々の1人である。「殺戮者」として知られるユン=ヤムカは、1つ目と皺の寄った口を持つ巨大な脳に似た姿をしており、体の周りから無数の触手を生やしている。ユージャン・ヴォングのすべての戦士はユン=ヤムカの像を携帯しており、戦闘の際に力を求めてユン=ヤムカに祈りを捧げている。
コルサントの戦い後、ユージャン・ヴォングはボーレイアスを奪回し、惑星全体をユン=ヤムカの司祭たちが使用する聖堂に作り変えようと計画していた。だが、その背景にはドメイン・クラールに対する不信を募らせた司祭たちをなだめる意図があったのだ。
また、ユン=ヤムカはよくトリックスターの女神ユン=ハーラと行動を共にしている。そのため、多くのユージャン・ヴォングはユン=ヤムカにジェイセン・ソロを重ねて見るようになり、この傾向は彼の姉ジェイナがユン=ハーラを装うようになってから特に顕著になっていた。だがこの戦争の終わりに、シェイムド・ワンのオニミはルーク・スカイウォーカーこそがユン=ヤムカであると信じるようになり、そのことを彼の姪ジェイナ・ソロに告げている。事実、彼はフォースを通じてジェイナを見ることができる唯一のユージャン・ヴォングだったのだ。
後にユージャン・ヴォングの司祭ハラーによって、ユン=ヤムカという名の神は本来存在しないのだという事実が明かにされている。この神の存在は、彼らの祖先であるアー=ユージャン・ヴォングがフォースから切り離され、戦争の道を選んだ際に、司祭階級によって作られた欺瞞だったのである。