ターク・ファルソ
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ターク・ファルソは、ホンドー・オナカー率いる海賊団に所属していたウィークェイである。
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経歴
ドゥークーの捕獲
ホンドー・オナカーの一団はヴァンコアで、2人のジェダイ、アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービとの戦いから逃れたドゥークー伯爵を発見した。オナカーはドゥークーに、ヴァンコアから6パーセク離れたフローラムまで送ると提案する。だが、フローラムに到着したドゥークーは海賊たちに捕らえられてしまった。オナカーは銀河共和国と接触し、捕らえた伯爵と引き換えに100万クレジットに相当するスパイスを要求したのである。一方、ケノービとスカイウォーカーは、海賊たちの捕らえた人物が本当にドゥークーであることを確認するため、フローラムへ向かう任務を与えられていた。到着した2人のジェダイはターク・ファルソによって小型スキャナで走査され、隠し武器がないことを確認されると、リーダーのもとへ連れて行かれた。ジェダイはオナカーと会い、ドゥークーが確かに監房の拘束フィールドに捕らえられていることを確認する。ケノービはパルパティーン最高議長に連絡をとり、囚人が本物のドゥークーであることを伝えた。パルパティーンはカーラス議員とジャー・ジャー・ビンクス代議員を身代金の支払いのためフローラムへ派遣する。その後、ファルソはケノービとスカイウォーカーを酒宴に招待したのだった。
裏切りと最期
ターク・ファルソは身代金のスパイスを自分のものとするため、辺境の惑星フローラムにおける海賊団の首領ホンドー・オナカーを裏切ろうとしていた。彼は仲間のバーブ・メンティアに命令し、スパイスを運ぶ共和国のニュー級アタック・シャトルを撃墜させる。ファルソの計画は途中までうまく運んでいたが、この攻撃で死亡したのはパイロットとカーラス議員だけであり、他のクローン・トルーパーとジャー・ジャー・ビンクスが生き延びていたのだった。メンティアから生存者がいる可能性を聞いたファルソは、他の仲間たちと共にスウープ・バイクを使ってスパイスを奪いに向かう。そして、彼らはドシャー平原で見つけた船の残骸からスパイスを盗み出すが、フローラムに原住するスカルダーに乗ったクローンの生き残りとジャー・ジャーによって追跡され、略奪品を奪い返されたのだった。
海賊基地に戻ったファルソはオナカーに、共和国がスパイスではなく軍隊を送ってきたと報告する。そして彼は共和国の軍隊を倒すためにタンクを貸すよう頼んだのだった。オナカーは許可するが、ファルソの計画は失敗に終わる。タンクの1機がジャー・ジャーによって偶然破壊され、海賊基地のパワー・ラインの1つに衝突したのである。残りの2機のタンクもクローン・コマンダー・ストーンとクローン・トルーパーたちに攻撃され、2機とも捕らえられてしまった。彼らはそれを使ってオナカーの海賊基地へ急ぎ、気づかれないように到着したのだった。一方、オナカーに裏切りを気づかれたことを知ったファルソは、フレアスター級アタック・シャトルで逃走を図る。だが、彼とバーブ・メンティアは基地の停電の際に監獄からの脱出に成功したドゥークー伯爵によって殺害されたのだった。その後、ドゥークーは2人の海賊が逃走に使おうとしてたウィークェイの円盤でフローラムから脱出したのである。
人物と特徴
ターク・ファルソは巧みな嘘で人を操る術に長けており、その才能でホンドー・オナカーの副官にまでのし上がった。彼はオナカーの信頼を得ており、それを海賊団の中で自分の信頼を高めるために利用していたのである。ファルソーはホンドーを弱い存在だと考えており、バーブ・メンティアに「ホンドーはヌーナですら殺せない男だ」と語っている。やがて彼は自分の嘘から身を滅ぼすことになった。