ノーサウリアン
提供: スター・ウォーズの鉄人!
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ノーサウリアンは、ニュー・プリンプトに原住する二足歩行の爬虫類型種族である。
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生態と外見
コア・ワールドのニュー・プリンプトに原住するノーサウリアンは、両手には器用な指を4本持ち、鳥のような足にはそれぞれに3本の指を生やしている。厚い皮膚は明るい緑色から黒まで様々な色をしており、最大の特徴として前頭部から野蛮な被り物のような角を何本も生やしている。これらの角は敵対者に突き刺せるほど鋭利だが、大抵のノーサウリアンは予期せぬ破損から角を大事に保護している。一部の年寄りや好戦的な者は角が破損していることも多く、これらはぎざぎざの切り株状の頭部で容易に識別可能である。
彼らは鳴き声、ささやき声、歯軋り音の組み合わせからなる独自の言語を使って会話を行う。文字は2種類の太古のオーラベッシュの組み合わせでできており、自然と天候、季節の移り変わりを表現する多数のメタファが含まれている。また、故郷ニュー・プリンプトの地平線に太陽が沈むとき、彼らは日没を歌うために精一杯の声を出す。ノーサウリアンは屋内にいても日没を感じることができ、なかには他の惑星に行ってもこの奇妙な儀式を行う者がいる。だが他の大抵の種族から見れば、彼らは理解できない不適切なタイミングで叫びだす奇妙な種族でしかない。
ノーサウリアンは白黒のはっきりした視力を持っており、この視力が衰弱することは滅多にない。また、彼らはノーサウリアン・フラッシュと呼ばれる、口の内側を発光させる珍しい能力を持っているが、これは彼らが昆虫を常食とする爬虫類から進化した種族であることを示す証拠の1つである。ノーサウリアンの祖先たちはこの特徴を利用して小さな昆虫や他の獲物を集めていたのだ。
歴史
ノーサウリンは社交的で落ち着いた種族だが、人間に激しい敵意を抱いている。この敵意は銀河帝国による彼らへの征服と、抑圧に原因があった。クローン大戦の間、共和国の規制によって支援を受けられたなかったため経済が荒廃したニュー・プリンプトは、独立星系連合への参加を余儀なくされた。そして分離主義勢力の敗北後もノーサウリアンは戦いを続けようとしたが、その努力はダース・ヴェイダーと第501大隊によって徹底的に鎮圧されたのである。その後、帝国は彼らを奴隷化し、ニュー・プリンプトに対する組織的調査を行った。多くのノーサウリアンは日没前に歌いだす本能に逆らえないため、帝国軍は不穏分子を容易に発見し、惑星で頻発する反乱を弾圧することができたのだ。
エンドアの戦い後、新共和国は帝国の占領下にあったニュー・プリンプトの厳しい時代の爪痕を回復させるべく支援を行っていたが、ノーサウリアンが帝国の領主から受けた不当な被害を正すことはできず、後に行われたユージャン・ヴォングによる侵略から彼らを守ることもできなかった。ユージャン・ヴォングはニュー・プリンプトを攻撃した際に、ノーサウリアンに対して甚大な被害を与えている。そして、彼らからの報復に失望したユージャン・ヴォングは、ニュー・プリンプトに対して生命体を食い尽くすウイルスを投入し、この惑星を無人の星にしてしまったのである。こうしてニュー・プリンプトは新共和国から完全に隔離されてしまった。ただし、幸運にも多くのノーサウリアンは破壊される前に故郷から避難していたため、難を逃れている。