パッセル・アージェンテ
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解説
パッセル・アージェンテは、頭からねじれた角を生やしたクーリヴァーの元老院議員である。彼は同僚たちと同様に金と権力に溺れ、腐敗しており、他人の失敗を追及することに喜びを抱いていた。企業同盟の代表でもある彼は主に企業セクターからの支援を受けており、オーン・フリー・ター議員やトンバック・トゥアラ議員と協調して、ヴァローラム最高議長の罷免に賛同していた。
また、アージェンテは同族の仲間たちと同様に共和国を憎んでいた。ナブーの戦いのおよそ2,000年前、クーリヴァーの人々は共和国を故郷の惑星の唯一の所有者として認めていた。そして何世紀もの間、共和国の決定を維持する力を得るまで、彼らは商人を営んでいたのだ。そしてナブーの戦いから10年が経過したとき、企業同盟は各企業の販売網を制御することによって利益を得ていた。そのため、アージェンテは元老院の定めた通商法に強い反発を示していた。彼は栄光の時代を求めて惑星から惑星へと放浪し、安く仕入れた物を別の場所で高く売りさばいていた。やがてドゥークー伯爵による分離主義運動が活発化すると、アージェンテは独立星系連合に企業同盟の協力を約束したのだった。
クローン大戦の間、アージェンテは分離主義評議会に身を置き、ドゥークー伯爵やグリーヴァス将軍の下で独立星系連合への出資、およびその統制を行っていた。しかし、彼は戦争を陰で操るシスの支配者が分離主義者たちの利用価値を失ったとき、ダース・ヴェイダーによって惨殺されるのだった。