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最高議長

大議長から転送)

Supreme Chancellor
別名または別表記
別名
  • Chancellor of the Republic
  • Grand Chancellor
  • President of the Senate
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最高議長、通常は略して議長、または共和国議長元老院議長大議長元老院大統領は、銀河共和国における国家元首および政府首席の称号である。

目次

議長の任命

最高議長は、銀河元老院議員および代議員の中から議員たちの投票によって選ばれ、4年の任期を2期まで務めることができた。一方で、元老院によって不信任決議が採択されると、議長は解任された。なお、ヤヴィンの戦いの1,600~1,000年前に選ばれた議長はすべてジェダイであり、この伝統はターサス・ヴァローラムが選出されたことで終わりを告げたのだった。

議長選挙

権限と役割

何代にもわたって最高議長を輩出している名家のターサス・ヴァローラム

銀河共和国の晩年、特にルーサンの改革後には、議長はほぼ無力な存在だった。当時の議長は元老院内で他の議員たちと同格の立場にある最初の1人でしかなく、主として議会運営上の司会進行を行う役職に過ぎなかったのだ。しかし、議長は元老院の臨時議会を召集する権限を持ち、元老院の議事運営上で小規模な混乱が生じた際、「議長特権」を行使することでその局面を打開することもできた。また、議長は元老院評議会の首席も兼任していた。

しかし、最高議長が極めて名誉ある立場だったことには変わりない。歴代の議長たちはギャラクティック・シティにある元老院ロタンダの議長府とドーム型の元老院オフィス・ビルの双方に壮大なオフィスを持ち、礼節を持って「閣下」と呼ばれていた。議長のオフィスの紋章は、銀河元老院全体の紋章と同じ、扇の付いた槍であり、元老院ロタンダの本会議場の中央にある議長の演壇に堂々と飾られていた。また本会議に臨む際、議長はヴェーダ服を着用することが慣例になっていた。議長は銀河元老院を構成する議員たちの中から選出され、4標準年におよぶ任期を務めることになる。議長の再選は法的に2期までと定められており、その後は退任しなければならなかった。

ナブー封鎖の間、議長職を務めていたフィニーズ・ヴァローラムは、ナブー通商連合との紛争の解決に努力していた。だが、彼はパルパティーン議員の勧めによって、アミダラ女王が不信任動議を提出した際に解任されてしまった。

パルパティーン議長の時代にはオフィスの権限もより強化され、分離主義危機とその後のクローン大戦の間には、元老院を通じて非常時特権を与えられるに至った。さらに彼はヤヴィンの戦いの24年前から始まった分離主義危機が継続する間、憲法の改正によって任期の延長を保障され、クローン大戦時には新設された共和国グランド・アーミー最高司令官の権威を与えられたのだった。議長には行政上の事案に対するより強力な指揮権が与えられ、特定の惑星政府やセクター政府を統括することも可能になった。また、彼はセクター総督法によって共和国の各惑星に軍事総督を任命し、保安法によってジェダイ・オーダーと元老院による事前承認なしに、ジェダイ共和国グランド・アーミーを完全に指揮下におくことができたのだった。

やがて、パルパティーンは独裁者となり、自身を銀河系皇帝と僭称した。議長のオフィスは廃止され、銀河共和国銀河帝国へと再編されたのである。その後の新共和国の時代にも最高議長の地位は復活されず、代わりに行政の長としての国家元首が選出されるようになった。議長のオフィス自体は銀河共和国樹立以来の数千年におよぶ良心の象徴として存続されたが、13年にわたるパルパティーンの議長在任期間、さらにその後の銀河皇帝としての時代は、かつての名誉ある職務を永久に汚したと考えられていた。そのため、新共和国において復活させるにはあまりにも論議が多すぎたのである。

最高議長の一覧

銀河共和国最後の最高議長、パルパティーン

登場エピソード

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