歩兵支援プラットフォーム
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スワンプ・スピーダーとして知られる歩兵支援プラットフォーム(ISP)は、クローン大戦末期における沼地での戦闘で共和国グランド・アーミーが初めて使用したリパルサーリフト・スピーダーである。
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特徴
アラテック・リパルサー社で開発された歩兵支援プラットフォームは、リパルサーリフトとベクトル・ファン推進システムのハイブリッドを使用していたため、配置された惑星における荒々しい地形に触れることなく上空を浮遊することができた。また、後部に搭載されたターボファンは時速100キロメートル以上の推力を生成することができ、非常時に緊急停止するため、逆向きに作動させることも可能だった。
スワンプ・スピーダーは主として対歩兵支援に使用されていたが、機体前方には1対の回転式ツイン・ブラスター・キャノンを搭載していた。このキャノンにはB1バトル・ドロイドやB2スーパー・バトル・ドロイドはもちろん、フェルーシアやキャッシークで遭遇したタンク・ドロイドの装甲や、シールドに守られたドロイド・ガンシップをも破壊できるだけの威力があった。
歴史
共和国グランド・アーミーの武装戦車部隊の主力は、クローン・トルーパーが使用する巨大なウォーカーによって編成されていたが、ときにはゆっくりと歩行する車両が実用的でない場合もあった。柔らかい湿地帯は屈んだ姿勢のウォーカーの進行を著しく遅延させるため、兵員の輸送や攻撃支援を行うための、より小型の浮遊型輸送艇の存在が強く要求されたのだ。特にキャッシークやフェルーシアのような惑星では、2人乗りのスワンプ・スピーダーが適役だった。
銀河共和国の他の多くの車両と同様に、スワンプ・スピーダーも銀河内乱において帝国軍と反乱同盟軍の双方で使用されることになった。さらに、海賊や惑星組織もいくつかの機体を入手し、襲撃の指揮や要塞の防衛、同盟組織の支援などに使用していた。なかでもこれらを使用していた最も有名な組織は、ブラック・サン、ハット・カルテル、ザーン連合などである。