銀河元老院
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銀河元老院、またの名を共和国元老院、銀河議会、共和国議会、旧元老院(新共和国の時代)は、コルサントに置かれていた銀河共和国の立法および行政部門である。銀河元老院の主な役割は、様々な星系、惑星、文化間における紛争の調停、星系間貿易の統制、必要に応じた市民の保護、共和国に対する脅威からの相互防衛の提供だった。
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歴史
何千世代も続いた絶頂期における銀河共和国は、銀河系の多くの惑星の代表団からなる銀河元老院によって統治されていた。なかには1つの惑星を代表する元老院議員もいるが、多くは複数の惑星を代表するセクター元老院議員である。内側を無数の穴に覆われた元老院ビルではこうした何千人もの政治家たちが一同に会し、湾曲した内壁に並ぶ閲覧プラットフォームを満たしていた。これらのプラットフォームは各惑星やセクターを代表する議員のものが808基、その他の同盟国や有力な企業の代表者のものが216基で、計1,024基用意されており、各プラットフォームには5人までの代表者が搭乗できる。そして、発言を希望する議員は内壁からプラットフォームを切り離し、全てを見わたせる議事場の中央へと浮遊していくのだ。
元老院ビルは直径がおよそ2キロメートルもある巨大なドーム型の建造物である。建物に続く広大な広場には、共和国の中心部を築いた創設者たちの抽象的な彫像が並べられていた。また、内側はラベンダー色に統一されていたが、これはこの色があらゆる文化の中で唯一、戦争や怒りと悲しみに関係のない色だからである。また、各元老院代表団には出身惑星の環境にあった広大な事務所スペースも与えられていた。
共和国が成長するにつれ、元老院の間にも贈収賄などの不正が増加していった。ちょうど巨木と同じように、共和国も外からの攻撃には耐えられたが、内部からの侵食には無力だったのだ。公益への関心は個々の議題へと成り下がり、もはや食い止めることができないほどにまで肥大化した官僚機構は議員たちに富と影響力をますます蓄積させていったのである。
そのすべてが変わったのはパルパティーンが自らを皇帝と称し、新秩序が施行されたときだった。彼は議会からすべての腐敗を一掃したが、銀河内乱が発生すると同時に元老院に永久解散を宣告したのである。
建築物
銀河共和国が崩壊する数千年前には、元老院はホール・ビルに設置されていた。そしてシス大戦終結後のあるとき、元老院はより高機能で広大な元老院ビルへと移設されたのである。
元老院ビルの外には、巨大なキノコ型の建物の前に広大な中庭があった。一方で、内部には多階層の部屋に各惑星から派遣されてきた何千もの議員たちのための議席が用意されており、中央には最高議長およびその補佐たちが座る演壇があった。