ARC-77
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ARC-77、またはアルファ77として知られるフォードーは、後にムーニリンスト10と呼ばれた部隊を指揮した、共和国グランド・アーミーのアルファ・クラスARCトルーパーのキャプテンである。
解説
クローン大戦中、ムーニリンストの戦いに参加したARC-77は、手の込んだ作戦よりも重火器を好み、そのため繊細さに欠ける部分があった。彼とその配下の部隊は、搭乗していたLAAT/iを撃墜されたものの、その後の都市への侵入、巨大な迫撃砲の無力化などで、ムーニリンストへの攻撃に貢献した。そして、共和国グランド・アーミーの本隊が市街戦で優位に立つと、フォードーは敵基地への総攻撃においてジェダイのオビ=ワン・ケノービ将軍を援護し、サン・ヒル会長を始めとするインターギャラクティック銀行グループの主要メンバーの拘束、降伏を導いたのだった。さらにその直後、フォードーは負傷しながらも不死身の賞金稼ぎダージの撃退に助力することになる。
ムーニリンストの戦い後、ジェダイ・マスター・ダクマン・バレックからの非常シグナルを受け取ったケノービは、キャプテン・フォードーとARCトルーパー部隊をハイポリへ派遣し、恐るべき最高司令官、グリーヴァス将軍率いる大規模なドロイド軍から、その惑星で危機的状況に追い込まれたジェダイの機動部隊を救助するよう命じる。被害を受けながらも、フォードーと部下たちは着陸し、激しい重火器の攻撃によって恐るべきドロイドの司令官を敗走させることに成功した。彼らの努力によって、生存した4名のジェダイのうち3名、キ=アディ=ムンディ、アイラ・セキュラ、シャク・ティが救助されたのである。
フォードーはその多大な尽力によって、最高議長従軍記章を与えられたが、彼はそれを拒否し、犠牲となったムーニリンスト10のメンバー、CT-43/002に捧げた。代わりに彼には、特に際立つ活躍をしたクローン・トルーパーに贈られるジェグ・アイが与えられたのだった。
クローン大戦の終盤になると、コルサントの戦いで、フォードーは2つの武器を駆使して多数のドロイドを破壊し、首都惑星の防衛に貢献した。しかし、彼の部隊は分離主義勢力によって圧倒され、ジェダイ・マスター・ヨーダとメイス・ウィンドゥが劣勢となったクローンへの援軍として到着したとき、退却を命じられる。ジェダイの助けを得た彼とその部下たちはバトル・ドロイドたちの形勢を一変させたのだった。