LEPサーヴァント・ドロイド
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LEPサーヴァント・ドロイド、別名アシスタント・ドロイド、ラビット・ドロイドは、クローン大戦中に独立星系連合や銀河共和国の高官たちが使用していたドロイドである。ウォーム・ロースサム将軍やヌーヴォ・ヴィンディ博士もこれらのドロイドを所有していた。
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特徴
LEPサーヴァント・ドロイドは声が高く、テンポが目まぐるしく変わる奇妙な言語と、ベーシックの両方を話すことができた。また、このドロイドの頭部には長い耳のような器官が付いているが、これらの中にはホログラム送受信および投影装置が収容されていた。さらに、これらのドロイドは手を使って主人が座る座席の埃を払うようにプログラムされていた。
LEPドロイドの一般的な作業の1つは、クリストフシスの戦いの際にウォーム・ロースサム将軍のドロイド、LEP-96M3が実際に行っていたような、タリーン茶などの軽食を運ぶことである。他の機種もウエイターや荷物運びとして使用されることが多かった。
プロトコル・ドロイドと同様に、アシスタント・ドロイドはその自己保身プログラムからやや臆病な性格をしていた。彼らは激しい口論が始まると、逃げたり隠れたりしてしまうことが多いのだ。しかし追い詰められ、脅されると、一転して暴力的になることもあった。例えばヌーヴォ・ヴィンディ博士のサーヴァント・ドロイド、LEP-86C8は、ウイルス爆弾の除去作業を行っていたパドメ・アミダラに激しい罵声を浴びせた。また、アシスタント・ドロイドの自己保身プログラムの最たる証拠は、クリストフシスの戦いでロースサム将軍のドロイドがとった行動である。このLEPドロイドはロースサムの戦車に搭乗する際に、剥き出しの司令ハッチよりも安全な内部に入ることを好んでいたのだった。
しかし、LEPドロイドをより攻撃的なドロイドへと改良し、ボディガードとして働かせることも可能である。こうした改造をなされたLEPサーヴァント・ドロイドは装甲が強化され、ブラスター・ピストルを装備していた。
歴史
当初、コーチェル・オートマタ社のLEPシリーズは子守ドロイドとして開発され、広く受け入れられていた。だが不幸にもこのドロイドの安全記憶装置における設計上の欠陥によって子供たちが閉じ込められるという事態が発生し、コーチェル社の企業イメージは大きく傷ついてしまったのである。その後、彼らは方針を変更し、このドロイドをもう1つの得意分野であるサーヴァント・ドロイドとして市場へ投入したのだった。
独立星系連合のウォーム・ロースサム将軍は、クリストフシスの戦いの間、アシスタント・ドロイドのLEP-96M3を自分の近くにおいていた。だがこのドロイドは破壊される寸前まで、オビ=ワン・ケノービ将軍によって主人が捕らえられる様子をなす術なく見つめていることしかできなかった。その後、ナブーではヌーヴォ・ヴィンディ博士がアシスタント・ドロイド、LEP-86C8に、爆弾貯蔵室までウイルス爆弾を取りに行かせた。やがてこのドロイドは任務を遂行するためにクローン・トルーパーから逃げ惑い、すぐにウイルス・コンテナにたどり着いたのだった。このドロイドは自分がウイルスを拡散させれば、ヴィンディの計画が成功すると理解していたのだ。LEP-86C8はウイルスを拡散させ、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーに解毒剤の捜索を余儀なくさせたのである。また、元老院ビルが賞金稼ぎキャド・ベインの襲撃を受けた際にも、LEPユニットの姿が確認されている。だがこのドロイドは賞金稼ぎの1人にブラスターで破壊され、脱出することができなかった。また、サティーン・クライズ公爵のプライベート・ヨット<コロネット>上でも、多数のLEPサーヴァント・ドロイドが働いていた。