自走式中型砲塔
(SPMAから転送)
| ||||||||||||||||||||||||||
|
自走式中型砲塔(SPMA)ウォーカーは、銀河帝国で使用された砲塔の一種である。SPMAはクローン大戦中に使用された自走式重砲塔シリーズの後継機種だった。
特徴
クローン大戦の最初の戦いで登場した原型機種SPHAの強化版である帝国軍のSPMAは、自走式中型砲塔ウォーカーの中でも特に長距離型ターボレーザー・キャノンを搭載した機種である。前身のSPHAと同様に兵装はモジュール化されており、様々なSPMAウォーカーが個別の任務に応じた特殊な弾頭を搭載して配備されていた。
SPMAは間違いなく砲塔ユニットであり、本質的には歩くタレットである。主砲は驚くほど射程距離が長いが、攻撃するためには標的をセンサーに捉えなければならない。またこの戦車は速度が遅く、装甲も弱いため、通常は護衛と共に戦場に投入する必要があった。
また、これらのウォーカーには対人用ライト・ブラスターも装備されており、車両の下から攻撃された際に使用されていた。これはSPMAの戦闘時における自衛能力の向上に大いに役立っていたのである。
歴史
クローン大戦以降の歳月で機体材質も大きく改善され、新しい合金や化合物を使用したウォーカーは軽量化が進むようになった。さらに、新しいターボレーザーはこのような小型ウォーカーにも搭載することができ、銀河共和国時代の大型ウォーカーに匹敵する破壊力を持つことが可能になったのである。