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<タンティヴィIV>

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TantiveIVFinal.jpg
Tantive IV
別名または別表記
別名

Star of Alderaan

製造に関する情報
製造元

コレリアン・エンジニアリング社

型式

CR90コルヴェット

級種

コルヴェット艦

技術設計に関する情報
全長

150 m

最大加速度

2,100 G

最高速度(大気中)

950 km/h

エンジン

ガイロダイン社Ter58・イオン・タービン・エンジン 11基

ハイパードライブ能率

クラス2.0

武装
操縦要員
  • 乗員 46名
  • 外交員 39名
乗客定員

任務とモジュール構成に依存

積載重量

3,000 t

航続期間

10年間

使用に関する情報
役割
  • 個人用スター・ヨット
  • 軽護衛船
  • コルヴェット艦
年代
最初の使用

19 BBY

破壊

0 BBY

参加した戦い
所属
主な所有者

オルデラン王室

主な乗員
主な船長

レイマス・アンティリーズ

[非表示]

<タンティヴィIV>は、オルデラン王室で使用されていたCR90コルヴェットである。この船はクローン大戦の終わりから銀河内乱の初期にかけての出来事で、中心的な役割を果たした。

このCR90コルヴェットは<スター・オブ・オルデラン>という名で就役を開始したが、その後、オルデランを訪れたタンティヴィIV出身の外交官の名誉を称えてこの名に改名されたのだった。この船はツイン・ターボレーザー・タレットを装備しており、11基のイオン・タービン・エンジンからなる巨大なドライブ・ブロックを搭載していた。

目次

特徴

カターダにおける<タンティヴィIV>

<タンティヴィIV>の船内には居住区画、格調高いダイニング・ルーム、会議室、そしてエンジン・ルームがあった。

レイア・オーガナもこの船の最上階に、高官や公式な客人を接待するために使用する豪華な特別室を与えられていた。彼女の特別室は多くの部屋で構成されており、そこには美術品や高級家具が置かれていた。また、この特別室は小さな丸いコーヒー・テーブルと2つの大きな赤いソファーが置かれた居室としても使用され、2基の高性能脱出ポッドも連結されていた。

このブロッケード・ランナーには、3人乗りの小型脱出ポッドが8基と、12人乗りのレーザー武装されたポッドが4基用意されていた。またCR70型だった当時には、CR90型のターボレーザーが設置されている場所にも2基の大型脱出ポッドが搭載されていた。これらのポッドは何も知らない攻撃者を騙すために、本物のターボレーザーの姿を偽装して作られていたのである。

ベイル・プレスター・オーガナ議員は、この船の外交船としての伝統を損なわないよう、長距離兵器を搭載することを頑なに拒んでいたのだった。

歴史

クローン大戦中にトイダリアに停泊した<タンティヴィIV>

<タンティヴィIV>は、クローン大戦の終結以前にコレリアン・エンジニアリング社によって作られたCR90コルヴェットである。就役当初、<スター・オブ・オルデラン>と呼ばれていたこの船は、タンティヴィ星系の著名な外交官の名声にちなんで改名された。そしてクローン大戦の間、この船はオルデラン選出の銀河共和国元老院議員ベイル・プレスター・オーガナの領事船として活躍したのだった。

<タンティヴィIV>がカーサック星系海賊団による襲撃を受けたのは、脱出ポッドの射出テストを行っていたときのことだった。このコルヴェットは攻撃をうまく回避することに成功したが、この間に射出された脱出ポッドを失ってしまったのだった。その後、これらの中の1基にR2-D2C-3POが搭乗していたことがすぐに判明する。この演習を監督していたコーラ・メトネイ下士官が、ドロイドを失ったことについて叱責されたのだった。ベイル・オーガナはこの2体のドロイドの回収を最重要課題とし、徹底的な捜索の末、ついに彼らを<タンティヴィIV>に帰還させることができたのである。

やがて銀河帝国の時代になると、この船は主にレイア・オーガナの乗艦となった。彼女は帝国元老院の一員だったが、発足したばかりの反乱同盟軍を支持しており、人道支援を隠れ蓑としてこの船で数々の秘密の任務を遂行していたのだった。

<タンティヴィIV>がその最後の旅に出発したのはスカイフック作戦のときである。それは帝国の新型バトル・ステーション、第1デス・スター設計図を手に入れるために惑星トプワラへ向かう秘密の任務だった。

トプワラで得られた設計図は全体の中でも最大のものであり、一方で他の2つの補足資料、すなわちダヌータで入手されたデータと、デス・スターの反乱の際に盗まれたデータのも、ラムダ級T-4aシャトル<マリア>によって反乱軍基地AX-235から<タンティヴィIV>に届けられたのだった。これらの設計図はモン・カラマリ・スター・クルーザー<リバティ>に転送される予定だったが、突如出現したインペリアル級スター・デストロイヤー<インモータル>によって通信を妨害されたため、<タンティヴィIV>はタトゥイーンへ逃走することを余儀なくされたのである。

この任務の第二部は、惑星タトゥイーンに到達し、オビ=ワン・ケノービを発見してデス・スターの設計図と共に彼をオルデランへ送り届けることだった。だが、この船は惑星軌道上でインペリアルI級スター・デストロイヤー<デヴァステーター>に行く手を遮られてしまう。続いて帝国軍ストームトルーパーTIEボーディング・クラフトで船内に侵入し、<タンティヴィIV>は容易く航行不能とされ、拿捕されてしまったのだった。

<デヴァステーター>のドッキング・ベイに牽引される<タンティヴィIV>

搭乗していたオルデラン兵士たちの勇敢な努力にも関わらず、第501大隊のストームトルーパーは迅速に船を制圧した。危険な賭けだったが、このときレイア・オーガナはデス・スターの設計図をR2-D2に記憶させ、彼にオビ=ワン・ケノービとの接触を指示して惑星へと送り込む。その後彼女は捕らえられ、帝国軍の捕虜となったのだった。

ダース・ヴェイダーは盗まれた設計図を見つけるためレイマス・アンティリーズ船長を尋問するが、何も得られなかった。スター・デストロイヤーに連行されたオーガナ議員は、このとき<タンティヴィIV>に小型連絡通路が連結されている姿を目撃している。一方、設計図を見つけることができなかったダース・ヴェイダーは、ストームトルーパー部隊に惑星上での徹底捜索を命じたのだった。その後、このコルヴェットは完全に破壊され、すべての乗員が殺害された。後に発表された帝国のプロパガンダは、調査船<ワイド=アイ>からの偽りの報告として、<タンティヴィIV>が小惑星の嵐に巻き込まれて遭難したと報じている。

登場エピソード

外部リンク

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