ボーカス
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ボーカスは、惑星アバファーで生活するサラスタンの料理人である。彼はこの惑星のポンズ・オーラで食堂パワー・スライダーズを所有し、営業していた。
経歴
CC-5576-39、通称グレガーがアバファーに漂着したとき、ボーカスは彼を手助けし、住む家と仕事を提供した。だが、彼はこのクローンが立ち去ることを阻止するため、アルバイト料を家賃よりも少なくしていたのである。
やがて共和国のD分隊が惑星を訪れたとき、ミーバー・ガスコン大佐が食料を求めてボーカスの食堂に入り、自らを共和国グランド・アーミーの者であると告げた。だが、彼はボーカスに追い出されてしまい、WAC-47が何か食べられるものがないかを探すため、ガスコンを店の裏のゴミ捨て場に連れて行ったのだった。
グレガーはゴミを捨てたときにガスコンを発見した。ミーバーはすぐに彼が元クローン・トルーパーだと気付いたが、グレガーは彼を信用しなかった。その後、グレガーがボーカスに自分がクローンなのかと尋ねると、ボーカスは激怒し、その言葉を二度と口にするなと命令したのである。
その後、グレガーとD分隊が夜間の食堂に侵入し、グレガーのクローン・アーマーを捜索していると、ボーカスが密かに歩み寄ってきた。ボーカスはグレガーの装備品一式を放り投げ、このクローン・コマンドーの持ち物だったDC-17m交換式武器システムを彼に向ける。だが、最終的にこのサラスタンはD分隊の放ったトウ・ケーブルによって体を縛られ、床に倒されてしまった。ボーカスは彼らにこの惑星を離れることは決してできないだろうと告げ、自分のために永久に働き続けろと、半狂乱に言い放ったのだった。