デマ・モール
| ||||||||||||||||||||||
|
デマ・モールは、銀河帝国の初期の時代に故郷アヌーでレジスタンス組織のリーダーを務めていた40代半ばの女性である。彼女はケイ・モールの母親だった。
経歴
デマ・モールとその娘ケイはアヌー出身の親子である。この惑星は所有物を奪おうとする犯罪王サイス・フロムに悩まされていた。デマはこうした犯罪組織や帝国の独裁に反対しており、邪悪を戦うべき相手として認識していたのである。
フロム・ギャングが他の組織を圧倒するために利用しようとしていた強力な衛星型兵器、<トライゴン・ワン>を建造中だと知ったデマは、ケイをその捜索と破壊のために送り出した。そして、スピーダー・レーサーのソール・ジョーベンとジョード・ダサット、そして彼らのドロイド、C-3POとR2-D2の助けを借りたケイは、惑星インゴのティグ・フロムの秘密基地に侵入し、<トライゴン・ワン>を盗み出すことに成功したのである。
だが、ジョーベンが衛星型兵器を森の中に隠していたとき、デマとダサットはフロム・ギャングによって農場から誘拐されてしまった。ジョーベンは彼らの解放と引き換えに、やむなく<トライゴン・ワン>の隠し場所を白状することになる。その結果、ティグ・フロムは<トライゴン・ワン>を奪回することができたが、ジョーベンとR2-D2が誘導システムに破壊工作を施していたため、船はアヌーのサイス・フロムの基地へと衝突し、それを大破させたのだった。デマとダサットは爆発に巻き込ま閲る直前に、ケイとジョーベンによって救出されたのである。