<アキューザー>
提供: スター・ウォーズの鉄人!
| ||||||||||||||||||||||||||||||||
|
<アキューザー>は、エンドアの戦い後、ハン・ソロとジュダー・ペイジの指揮する反乱軍が乗り込んだ際に接収された2隻のインペリアルII級スター・デストロイヤーの1隻である。その後、この艦は<エマンシペーター>と改名され、反乱同盟軍艦隊および新共和国艦隊で使用されたのだった。
目次 |
歴史
帝国軍での就役
反乱同盟軍に奪われる前の<アキューザー>は、帝国宇宙艦隊においてパトロール船として使用されていた。この艦は有事の際に最高の速度が出せるよう大幅に改良されており、さらにプロトン・ビーム・キャノンを装備していた。また、<アキューザー>は帝国内の輸送レーンと宇宙港の監視に精通した乗員たちを乗せていた。タイコ・ソークーもオルデランの破壊後に帝国軍から逃亡する以前は、<アキューザー>に配属されたTIEファイター・パイロットだった。
ヤヴィン4の封鎖の間、<アキューザー>はアマイズ・グリフ提督の指揮下に置かれ、ファーマス・ピエットが艦長を務めていた。そしてホスの戦い後、ダース・ヴェイダーをコルサントへ護衛するため<エグゼキューター>がキャリック大佐の指揮下に置かれたことから、ピエットは艦隊提督として<アキューザー>に復帰し、一時的にそこから艦隊の指揮を執っていた。
第2デス・スターの情報を持ったボサンのスパイが民間の貨物船に隠れてエンドアの建造現場から戻ってきたとき、<アキューザー>とインターディクター・クルーザー<グラップラー>は、スパイを探すために船団をハイパースペースから引き戻した。すると、巡航艦<リバティ>から発進して急展開したXウィング部隊がインターディクターを無力化することに成功し、<アキューザー>は彼らを止めるために死に物狂いに民間船を攻撃しはじめた。しかし、<アキューザー>はボサンの入手した情報が同盟軍の手に渡ることを阻止することができなかった。
新共和国での就役
その後、<アキューザー>はエンドアの戦いにも参加したが、そこで<アジュディケイター>(その後、<リベレーター>と改名)と共に反乱軍によって奪取された。反乱軍はこれらの船を使って帝国の領域内に侵入することで、対立し合う帝国の各派閥間の抗争を煽ろうと計画し、奪取した2隻のスター・デストロイヤーを改修のためハスト造船所へ送ったのだった。
しかしヤヴィンの戦いの7年後、改修が始まる前にこの船は<エマンシペーター>と改名され、ラガブ提督の指揮のもと、新共和国軍を率いて第1次ボーレイアスの戦いに参加した。ボーレイアスでは、<エマンシペーター>は帝国軍基地のシールドをターボレーザーで破壊しようとしたが、エヴァー・デリコート将軍がシールドをオルデラン・バイオティクス社製のもので強化していたため、この計画は失敗してしまう。この戦いで<エマンシペーター>はイオン・キャノンの光弾を受けたが、持ちこたえることができた。その後、この船は同年にコルサントの解放を果たした新共和国艦隊に編入されたのだった。
その後、この船は新共和国と銀河帝国との境界での戦いに使用されるため、改修を受けることになった。しかし、造船所への攻撃や、その後のスローン大提督による新共和国への反抗があったため、<エマンシペーター>は5年間使用できない状態が続いたのだった。やがてこの船は就役に復帰した際に、6門のプロトン魚雷発射管、高感度センサー、より高速なクラス1.5・ハイパードライブを搭載され、あわせて乗員と砲手の大幅な削減が行われていた。
ヤヴィンの戦いの10年後、<エマンシペーター>は第4次コルサントの戦いに参加し(ここではローグ大隊を載せていた)、新共和国艦隊を第1次モン・カラマリの戦いへと導いた。このときの航法士はケイン・グリッグズであり、主任砲手はゼヴ・ヴィアーズだった。モン・カラマリにおいて、<エマンシペーター>はスーパー級スター・デストロイヤー<アレジャンス>を破壊し、帝国軍のワールド・デヴァステーターを攻撃するためにXウィングとVウィングを発進させた。だが、この攻撃は失敗し、<エマンシペーター>はワールド・デヴァスターの1つ、<サイレンサー7>に飲み込まれてしまったのだった。