エアスピーダー
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エアスピーダーは、銀河系で広く利用されているリパルサーリフトを用いた乗り物である。これらはより高い高度を飛行することでランドスピーダーと区別され、通常は最高速度も上回っている。また、一部にはブースターを装備した機種も存在し、それらは短時間であれば惑星の低軌道にまで到達することも可能である。エアスピーダーは軌道上での航行を意図した設計をされてはいないが、大気圏と宇宙との境界面にまで達することができるのだ。
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解説
エアスピーダーは銀河系全域で、輸送、娯楽、戦闘における攻撃と防御など、広範囲な用途に使用されている。工業惑星や都市惑星、特にコルサントをはじめとするコア・ワールドの惑星の上空はエアスピーダーで埋め尽くされていることが多い。コルサントやタリスのような大都市ではこうした状況が問題となっており、厳格に制御された一連のスカイレーンの導入を余儀なくされている。民間エアスピーダーの多くは規制の対象となっており、これらのスカイレーン上での航行のみは許可されているのだ。レーンの外を航行するには政府から特別な許可を得る必要があり、その際にはパイロットに巧みな操縦技術を示すことが要求されることが多い。
通常の政府仕様のエアスピーダーには、自動調速機、高度制限装置、パイロット・ドロイドを装備している。
エアスピーダーは、インコム社、タッグ社、ソロスーブ社などの、多くの有名企業によって生産されている。ユージャン・ヴォングさえもツィク=ヴァイと呼ばれる戦闘用エアスピーダーの類似品を製造していた。
著名なエアスピーダーの型
- インコム社製T-16スカイホッパーは、製造当時、最も高い高度にまで達することのできるエアスピーダーとされていた。T-16はイオン・エンジンを搭載していたため、惑星の低軌道にまで到達することができた。また、この機種は他のインコム社の機種と似た設計をしていたため、ルーク・スカイウォーカーのような民間人パイロットでも素早くT-65 Xウィング・スターファイターの操縦に適応することができた。
- インコム社のもう1つの製品であるT-47エアスピーダーは、最も一般的な民間エアスピーダーの一種である。反乱同盟軍はこのスピーダーを改良し、武器と貨物を牽引するためのトウ・ケーブルを取り付けた。さらにその後、反乱軍がホスにエコー基地を設営したときには、極寒地用の改造も施された。これらのスピーダーはスノースピダーとして知られている。
- 同盟軍は宇宙での戦闘に耐えられなくなった宇宙戦闘機を改造し、戦闘用エアスピーダーとして再利用することが多かった。
- ストームIV・クラウド・カーは、大気圏上層部を航行するためにイオン・エンジンを追加されたもう一種のエアスピーダーである。
- スレイン&コーピル社によって新共和国のために製造されたVウィング・エアスピーダーは、これまでに作られた最も高速な戦闘用エアスピーダーの1つである。
登場エピソード
- エピソード1/見えざる脅威
- エピソード2/クローンの攻撃
- エピソード3/シスの復讐
- エピソード4/新たなる希望
- エピソード5/帝国の逆襲
- エピソード6/ジェダイの帰還
- クローン大戦(TVシリーズ)
- クローン・ウォーズ(映画)
- クローン・ウォーズ(TVシリーズ)
- スター・ウォーズ・ホリデー・スペシャル
- ドロイドの大冒険