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ルミヤ

シラ・エラン・コーラ・ブリーから転送)

Lumiya.jpg
Lumiya
別名または別表記
別名

Shira Elan Colla Brie

人物に関する情報
出身地

コルサント

誕生

21 BBY (14)

死亡

40 ABY (75)、テレフォン

身体に関する情報
種族

人間

性別

女性

身長

1.6 m

髪の色

赤色

目の色

緑色

年代および政治に関する情報
時代
所属
師匠
弟子
[非表示]

解説

ホスの戦いに続く数ヶ月は、反乱同盟軍の英雄たちにとって試練の日々だった。エコー基地が失われ、ハン・ソロが捕らえられるという状況によって士気が低下するなか、反乱軍兵士たちはルーク・スカイウォーカーが仲間のパイロットを殺害するという、信じられない事態に直面したのである。

反乱同盟軍がアーブラに設営した臨時基地に移動したとき、ルークはローグ中隊のメンバーの1人シラ・エラン・コーラ・ブリーと親しくなっていた。彼女は明るく、才能に溢れた美女であり、2人の友情はより親密なものへと発展していく。そして、ローグ中隊に帝国軍の秘密艦隊を攻撃する任務が与えられると、彼らは拿捕した改良型TIEファイターで敵艦隊の真っ只中に突入したのだった。

このTIEファイターには自動応答装置が取り付けてあり、ローグたちは敵機の中でも互いを認識することができた。しかし、激しい戦いのなかで、ルークの応答装置が機能不全となる。彼は周囲を飛ぶ戦闘機のどれが仲間なのかを判断することができなかった。そこでルークはヤヴィンの戦いのときと同じように、機械を使わずフォースに頼った。彼は本能に従って標的を捉え、高性能な敵機を撃墜したのである。しかし、ルークが撃墜した機体のなかにシラ・ブリーの機が含まれていたのだ。

アーブラに戻ったスカイウォーカーを迎えたのは重苦しい無言の歓迎だった。そして反乱軍の分析チームがこの事件についての調査を終えるまで、ルークは任務を解かれることになる。動揺した彼はフォースへの信頼について自問自答を繰り返し、チューバッカを伴って独自の調査を行うべくアーブラを発った。2人はシラの故郷と言われていたシャリヴァーンへと向かい、そこでこの謎めいた女性に関する真実を知ったのだった。

シラ・エラン・コーラ・ブリーはコルサントで生まれ、帝国軍の腕利きスパイとしての人生を歩んできた。彼女をスパイとして鍛えるべく帝国情報部の訓練生に抜擢したのはダース・ヴェイダーだった。彼女の頭脳は記憶力増強剤で強化されており、肉体は風変わりな格闘技の特訓によって鍛えられていた。ブリーは実戦のなかで自分が有能なスパイであることを証明し、ヴェイダーによって反乱同盟軍の中に送り込まれたのだった。

彼女に与えられた主な任務の1つは、ルークの信用を失墜させることだった。ヴェイダーは息子が同盟軍の中で居場所を失い、やがては自分を求めてやって来ることを望んでいたのだ。ブリーはルークが彼女の戦闘機を撃墜したときに任務を果たせたかと思ったが、彼はブリーの過去を暴くことによって自分の無実を証明したのである。

シラはTIEファイターの事故で死んではいなかった。重傷を負った彼女の肉体はヴェイダーの密使によって回収され、スーパー級スター・デストロイヤー<エグゼキューター>内の秘密の部屋で手当てを受けていたのだ。ヴェイダーは彼女の肉体が人工擬似生体装置によって再構築されていく様子を間近で観察した。バクタ・タンクから上がったブリーは激怒とフォースによって得た力に満ちており、別人と化していた。彼女は憎悪に屈服し、ダーク・レディ・ルミヤと改名されたのである。ヴェイダーは弟子の成長に満足し、彼女のフォース感知能力の訓練を始めたのである。

ヴェイダーは師であるパルパティーン皇帝に隠し事は一切できないことを心得ていた。彼は皇帝への贈り物として、新しい「皇帝の手」ルミヤを差し出す。パルパティーンはこれを受け取り、ヴェイダーは彼女の訓練を続けた。やがてエンドアの戦い帝国の運命が永遠に変わると、ルミヤは古代シスの惑星ジオストに身を隠す。彼女が独自の武器、カイバー・クリスタルの破片とマンダロリアン鉄で造られたライトウィップを作り上げたのもこの氷の惑星でのことだった。

その後、ルミヤは惑星ハーデッサ奴隷ギルドでサイボーグ保安主任を務めていた。この惑星をレイア・オーガナが訪問したとき、ルミヤは彼女を捕らえようとしたが、ギルドへの反乱が勃発して阻止されてしまう。ルミヤはブラスターによる損傷を受けたがなんとか生き延び、反乱同盟軍への復讐を誓うのだった。

やがて彼女は恐ろしいナガイの侵略者と同盟を結んだ帝国軍の残党を召集し、惑星キヌイーンに姿を現した。キヌイーンではついにルークと再会を果たし、2人は壮大な戦いへと突入する。最初の戦いでは、ルミヤはルークを打ち負かし、彼の仲間ダニキロを無残に負傷させた。だが2度目の戦いでルークはルミヤの装甲服を切り裂き、彼女の正体がシラ・ブリーであることを暴いて勝利したのである。

ナガイによる侵略の間、帝国の残党を悩ませていたこの奇妙で不可解な同盟に乗じて、ルミヤは自身の帝国軍艦隊(3隻のスター・デストロイヤー、2隻の巡航艦、4隻のコルヴェット)をトフのエイリアン艦隊に提供していた。やがてトフによる襲撃が撃退されると、ルミヤはこの銀河系から姿を消したのだった。その後の彼女の行方は知られていない。だが、彼女は少なくとも2人の弟子を遺産として解き放っていた。1人はフリントと名付けられた若者、もう1人は裏切り者のロイヤル・ガードカノア・ジャックスである。

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