トリビア/シスの復讐 Episode III: Revenge of the Sith
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- オープニング・クロールに感嘆符(!)が現れる唯一のエピソードである。
- オープニング・クロールに大文字だけで書かれた単語が出てこない。これは奇数エピソードに共通の特徴である。
- ジョン・ウィリアムズは、『帝国の影』のサウンド・トラックを作曲したジョエル・マクニーリーに敬意を表すため、このエピソードの音楽に彼のスコアの一部を追加した。該当部分は短いが、冒頭のコルサントの戦いの際に聴くことができる。
- 冒頭の宇宙戦で共和国のスター・デストロイヤーがレーザー放火に撃たれる際、砲塔の近くで吹き飛ばされるクローン・トルーパーの悲鳴は「ウィルヘルムの叫び」と名づけられた音響効果の1つである。これは最初期に作られた音響素材の1つであり、6つのエピソードすべてで同じものを聴くことができる。
- グリーヴァス将軍が咳き込んでいる理由は、アニメ『クローン大戦』におけるメイス・ウィンドゥとの短い接触によって説明されている。グリーヴァスはパルパティーンを連れて逃走する際に、メイスのフォース・グリップによってサイボーグの胸部パネルを破損させられたのだ。なお、この咳の音声はジョージ・ルーカス自身の咳を録音し、加工したものである。
- 他のエピソードで登場した場所とまったく同じ場所でライトセイバー戦が行われた唯一のエピソードである(元老院会議場、パルパティーンの執務室)。
- 削除されたシーンには、グリーヴァス将軍に殺害される前のシャク・ティのセリフ「ごめんなさい、マスター・ケノービ。失敗しました」があった。これはアニメ『クローン大戦』でメイス・ウィンドゥに対して言うセリフと同じである。
- 序盤のアナキンとパドメの再会シーンにおける彼女の髪型は、『新たなる希望』のレイアと同じである。
- ダース・ヴェイダーのヘルメットの内部が見える唯一のエピソードである。これはアナキンがヘルメットを装着される際に、彼の視点になる場面で確認できる。マスクの目の部分は透過性のある赤い素材でできており、HUDタイプのディスプレイ(ヘッド・アップ・ディスプレイ)が組み込まれている。『新たなる希望』の終盤の、ヴェイダーがTIEファイターを操縦しているシーンで、赤い素材の下から役者の目が透けて見えるというブルーパーがあったが、これが正式な設定として取り入れられたことになる。
- キャッシークへ向かうためクローンの兵站エリアでガンシップに搭乗する際、ヨーダが自分の頭を擦る仕草をするが、これはジョージ・ルーカスが『七人の侍』の志村喬(勘兵衛)に敬意を表するため、アニメーターに指示したものである。
- DVD版の音声コメンタリティによると、キャッシークを離れるヨーダがチューバッカとターフルに別れを告げるシーンでのターフルの咆哮は、『ホリデー・スペシャル』におけるアテチトカックの咆哮の使い回しである。
- 2箇所でライトセイバー戦が同時に起こる唯一のエピソードである。
- 終盤のスター・デストロイヤーの艦橋から、ダース・ヴェイダーと皇帝が建造中のデス・スターを眺めるシーンでは、若き日のウィルハフ・ターキンの姿を見ることができる。ジョージ・ルーカスは当初、亡くなって久しいピーター・クッシングの過去の映像素材をデジタル・テクノロジーで復活させ、このシーンに合成するつもりだった。しかし、それは無理だと判断し、このアイデアはお蔵入りとなる。だが最終的に、キャスティング・ディレクターがクッシングに非常によく似た俳優、ウェイン・パイグラムを発見し、若干のメイクを施すことによって、故人の完璧な幻影を作り出すことに成功したのだった。
- クライマックスのタトゥイーンで、オビ=ワンが幼いルークを彼の叔父夫妻に預けるシーンは、「ハリー・ポッター・シーン」と呼ばれることが多い。ジョン・ウィリアムズがこのシーンに、自身の作曲した『ハリー・ポッター/賢者の石』の11音からなる短いミュージカル・キューに似た曲を挿入したためである。該当部分はオビ=ワンがラーズ夫妻の住居に到着した際に聴くことができる。
- チューバッカ、ルーク・スカイウォーカー、レイア・オーガナ、ダース・ヴェイダー、ウィルハフ・ターキンなど、旧三部作の主要キャラクターの多くがこのエピソードで時系列的な初登場を迎えた。ただし、モン・モスマの登場シーンは編集段階でカットされている。
- 脚本のトム・ストッパードによる不審な書き直しや、セリフの改変があるという。ヘイデン・クリステンセンもプレイボーイ誌のインタビューの中で、ストッパードがルーカスの書いたセリフに人間味を加えるべく改変を行ったと断言している。
- セクシー女優のベイ・リンがバーナ・ブリームー議員を演じたが、彼女の登場シーンは本編からすべてカットされた。彼女曰く、その理由は自身がヌード写真を披露した2005年6月号のプレイボーイ誌が、映画公開の5月に売店の雑誌コーナーに並んだからだという。しかし、ルーカスはこれを否定し、カットが決まったのはそれよりも1年前であり、自分の娘のシーンも同時に削っていると主張した。
- このエピソードには3,500箇所もの視覚効果が用いられており、これは1本の映画としての世界記録である。
- VHSでの発売がなかった唯一のエピソードである。ただし、イギリスとオーストラリアではDVDからVHSへのコピー版が発売されている。
- コール・シート上では、ナタリー・ポートマンは「デビー・ギブソン」と書かれていた。
- ユワン・マクレガーのスタントを演じたナッシュ・エドガートンは、オーウェン・ラーズを演じたジョエル・エドガートンの実兄である。『ジェダイの帰還』の小説版で、オビ=ワンとオーウェンが兄弟と書かれていたことは奇妙な偶然である。
- キャッシークのシーンに見られる石灰岩の山は、タイのプーケットで撮影されたものである(だが、その撮影現場は2004年のスマトラ島沖地震の際に、津波によって壊滅的被害を受けた)。ウータパウの名前も、バンコクから50マイルほどの距離にある海岸都市サタヒープの、タイ海軍基地の名前をローマ字綴りにしたものである。ルーカスは当初、この名前をタトゥイーン、オルデラン、ナブーなどの惑星の名前として使用するつもりだった。
- スター・ウォーズが公開時に伝統的に上映されていたグローマン・チャイニーズ・シアターで上映されなかった唯一のエピソードである。それでも上映されることを願う多くのファンが、1ヶ月以上にわたって行列していた。
- ダース・ヴェイダー(アナキン・スカイウォーカー)、オビ=ワン・ケノービ、C-3PO、R2-D2は、六部作すべてに登場するキャラクターとなった。特にドロイドたちは六部作を通じて同じ役者が演じている。
- パルパティーンのセリフ "I am the Senate.(私が元老院だ)" はフランスのルイ14世の名言 "I am the state.(私が国家だ)" のオマージュだとされる。
- 当初、ゲイリー・オールドマンがグリーヴァス将軍の声を演じる予定だったが、この作品が映画俳優組合の枠外で作られたものだと知り、降板となった。
- ジョージ・ルーカスはインタビューの中で、スティーブン・スピルバーグがいくつかのアクション・シーケンスを編集したと述べている。これはスピルバーグが予定していたプロジェクトに失敗し、時間を持て余していたために実現したことである。ルーカスは彼を手伝わせるためにアニマティクス・アーチストを派遣した。スピルバーグの担当シーケンスは、ヨーダとシディアスの戦いと、ムスタファーの決闘の一部だという。
- プレミア上映会の際、ナタリー・ポートマンは次回作『Vフォー・ヴェンデッタ』の役作りのため、スキンヘッドで現れた。だが、ルーカスは驚かず、楽しそうに彼女の頭を擦ったのだった。
- タクス・アキンドイエーニ(エージェン・コーラー)、ウェイン・パイグラム(ウィルハフ・ターキン)、ダンカン・ヤング(プロダクション時のグリーヴァス将軍の声)の3人は、テレビ・ドラマ『ファースケープ』でも共演している。同ドラマは偶然にも撮影現場が『クローンの攻撃』で必要とされたため、第1シーズンの終わりにあわや打ち切りとなるところだった。
- 初期のドラフト段階の脚本には、若きハン・ソロの登場シーンがあった。ソロはキャッシークにおり、グリーヴァスを追跡するジェダイを助けることになっていた。
- クローン・トルーパーの装甲服は一切作られていない。スクリーン上に見えるパーツはすべてコンピュータで作られたデジタル素材である。
- ビデオ・ゲーム版『シスの復讐』は映画の内容をほぼ忠実になぞっているが、ゲームプレイの都合上、多くのアクション・シーケンスが大幅に拡張されている。映画の筋書きを終えると、ゲームは新しいレベルを解放し、プレイヤーは時間を遡ってアナキンの視点で最後の戦いをプレイできるようになる。さらにこのレベルを終えると、無傷のダース・ヴェイダーが皇帝を殺害し、銀河系の支配権を奪うという別のエンディングを見ることができる。また、このゲームには、ヴェイダーによるジェダイへの帰還信号の発信、公文書館でのジョカスタ・ヌーの殺害、シン・ドローリグとそのパダワン、セラ・ケトーとの戦いなど、本編から省略されたいくつかのプロットが含まれている。
- 少なくとも143箇所のミス(ブルーパー)が発見されており、これまでで最もミスの多い映画とされている。
- メイスとパルパティーンの戦いのシーンで、パルパティーンの手にアナキンのライトセイバーが握られているカットが存在する。当初のプロットによると、パルパティーンはアナキンのセイバーを取って、彼の目の前でメイスを殺害することになっており、撮影時にも実際にイアン・マクダーミドはアナキンのセイバーを使っていたのだ。
- ラスト・シーンでオビ=ワンが幼いルークをラーズ家に届けにきたとき、オーウェン・ラーズが立っていた場所は、『新たなる希望』で後のルークが立っていた場所とまったく同じ位置であり、2人とも2重太陽の夕日を眺めていた。
- アカデミー賞で最優秀視覚効果賞にノミネートされなかった唯一のエピソードである。新三部作の前二作はノミネートされたものの、すべてのオスカーを逃している。そのため、ノミネートされ、オスカーも獲得した作品は旧三部作のみである。
- ジャー・ジャー・ビンクスのセリフは、オーン・フリー・タ議員に "watch it.(邪魔だ)" と言われた後の "Excuse me.(失礼)" ただ1つだけである。しかも、このセリフは『見えざる脅威』において、アナキンの家でげっぷした後のセリフを録音して再利用したものである。
- シスとの戦いが最も多く描かれているエピソードである。劇中で戦闘シーンを与えられたシスは、ティラナス、シディアス、ヴェイダーの3人だった。
- 2本の青い光刃のライトセイバーと赤い光刃のライトセイバーによる戦闘が行われる唯一のエピソードである。
- コルサントへの墜落後、アナキン、オビ=ワン、パルパティーンがシャトルで元老院ドックに到着するとき、下部のプラットフォームに着陸しようとする<ミレニアム・ファルコン>の姿が見える。
- ヨーダがダゴバに到着するシーンはDVDの特典映像にのみ収録されるカットされたシーンの1つだが、リック・マッカラム曰く、このシーンは将来的な再リリースの際に本編に追加される可能性があるとのこと。
- DVDのカバー・アートにおいて、中央に描かれたキャラクターがライトセイバーを起動していない唯一のエピソードである。
- DVDに隠しコマンドによるNG集が収録されていない唯一のエピソードである(その代わりにヨーダとクローン・トルーパーのラップ・ダンスが収録されている)。
- 六部作中で、ライトセイバー戦が最も多いエピソードである(オビ=ワン&アナキンVSドゥークー伯爵、オビ=ワンVSグリーヴァス将軍、メイス他VSパルパティーン、ヨーダVSパルパティーン、オビ=ワンVSヴェイダー)。旧三部作では各エピソードのライトセイバー戦は一回ずつだった。
- 戦いの前にウーキーたちが咆哮をあげる2つのシーンで、なぜかヴァラクティル(オビ=ワンが騎乗していたボーガ)の鳴き声が聞こえる。
- ベイル・オーガナのスピーダーは、革新的だが不運に見舞われた名車、タッカー・トーピードー1948年モデルのデザインを踏襲したものである。トーピードーは51台が生産されたが、その1台を所有するルーカスは、1988年に伝記映画『タッカー』の製作総指揮を務めている。主演はジェフ・ブリッジス(プレストン・タッカー役)、監督はルーカスの旧友フランシスコ・フォード・コッポラだった。コッポラもタッカー・トーピードーのオーナーである。
- パルパティーンがライトセイバーを使用する唯一のエピソードである。
- パルパティーンのライトセイバーは紫色の(メイス・ウィンドゥの)光刃のセイバーと交わる唯一のセイバーである。
- ムスタファーにおけるアミダラとアナキンの再会シーンは、2005年MTV映画賞でパロディとされた。
- オリジナル・サウンドトラックのジャケットに背景としてタトゥイーンが描かれていない、新三部作で唯一のエピソードである。
- ラスト・ショットにドロイドがいない唯一のエピソードである。
- オビ=ワンのスターファイターにはこれまでに撃墜した敵機の数だけマーキングが施されている。これは第2次世界大戦中に見られたパイロットたちの習慣を反映した設定であり、このような第2次世界大戦へのオマージュはアニメ『クローン大戦』の中にも数多く見ることができる。
- オペラ・ハウスのシーンには、ルーカスとその2人の娘たちがカメオ出演しているが、父親と同じ場面で同時に出演することが彼女たちの出した出演条件だった。妹のケイティは画面左でルーカスと話しており、姉のアマンダは中央でボーイフレンドと話している。
- 初期にリリースされたDVDでは、本編ディスクと特典映像ディスクのそれぞれに映画とは関係のない「シャーロット」という名前が付けられていた。これは正式リリースされるDVDを隠すために意図的に行われたことである。他の多くの通常ファイルには『シスの復讐』に関連した名前が付けられていた。シャーロットと名付けられたディスクのコピーは、通常リリース版よりも高い値で取引されている。
- アナキンとオビ=ワンが戦うムスタファーの背景には、エトナ山の本物の噴火の映像がいくつか含まれている。これらは撮影後にコンピュータで加工、合成され、リアルな映像として利用されたのだ。
- 音声コメンタリティによると、アナキンとオビ=ワンのスピーディなライトセイバー戦では、デジタルによる加速処理は行われていない。ただし、特定のパートを加速させるためにフレームを削除した箇所は存在する。一例は、戦いの前半でオビ=ワンがアナキンの腕を掴んだ後、彼を打ち倒す場面である。
- このエピソードのオープニング・ショットは2分以上におよび、六部作中で最長である。
- 夢がセリフつきで描写されている唯一のエピソードである。
- パルパティーン議長がコルサントに帰還した際のオビ=ワンのアナキンへのセリフ「・・・ケイト・ニモイディアでの一件は数に入らない」は、劇中で何度も繰り返されるギャグになる予定だった。しかし、最終的に他の場面はすべてカットされてしまった。
- 映画ポスターに描かれたパドメは、劇中に登場しない衣装を身に着けている。これはカットされたシーンで使用されたものであり、ピーコック・ガウンと呼ばれている。また、DVDのカバーでパドメが着ている衣装は、劇中ではフードを下ろした状態でしか登場せず、フードを被った状態のシーンはカットされている。この衣装はグリーン・カット・ヴェルヴェット・ローブと呼ばれている。
- DVDのカバーに描かれたアナキンの顔には、右目にかかった傷跡がまったくない。この傷はコミック "Republic: Dreadnaughts of Rendili" の中で、アサージ・ヴェントレスによって付けられたものである。
- キ=アディ=ムンディがグリーヴァス討伐任務にオビ=ワンを推薦したとき、他のマスターたちの「賛成」に続いて、なぜか自分自身も「賛成」と発言している。
- 機械化手術が終わり、マスクを装着される際のダース・ヴェイダーのワイド・ショットを見る限り、音声増幅装置も首部のプレートも存在していない。しかし、マスクが降りてくるショットの後になると、首部プレートが付いている。
- アナキン・スカイウォーカーとスーツを着たダース・ヴェイダーを同一の俳優が演じている唯一のエピソードである。他のエピソードでは少なくとも2人の俳優がこれらのキャラを演じ分けている。
- 誰もクリーチャーに食べられそうにならない唯一のエピソードである。
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Presented by じょじょ♪ <webmaster@starwars.jp>
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