トリビア/新たなる希望 Episode IV: A New Hope
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- 本編の撮影開始は1976年5月22日、終了は1976年7月16日である。
- 公開当時、ジェームズ・アール・ジョーンズの名前はエンド・クレジットに登場していなかった。このときはジョーンズ自身も、それほど映画に貢献したわけではないので、当然の結果だと考えていたという。彼の名前が追加されたのは1997年の特別篇からである。(だがおかしなことに、翌年の『ホリデー・スペシャル』にはしっかりと彼の名前が載っていた)
- 音響デザイナーのベン・バートによって作られたダース・ヴェイダーの呼吸音は、彼自身がレギュレーターの中にマイクロフォンを仕込み、スキューバ・ダイビングのタンクの中で呼吸したときの音を録音したものである。
- Empire magazine におけるアラン・ディーン・フォスターへのインタビューによると、当初、この映画の収益が乏しかった場合、ルーカスは低予算の続編として『侵略の惑星』を映画化するつもりだったという。この小説で物語の大半が霧のかかった惑星を舞台としていることも、ハン・ソロが登場しないことも、映画化された場合の予算を抑えるためである。
- ルークを襲うタスケンの襲撃者(演じるのはスタントマンのピーター・ダイヤモンド)は、撮影時には武器を頭の上に一度持ち上げただけである。編集のポール・ハーシュとリチャード・チューがこのカットを何度か繰り返したため、タスケンは武器を数回持ち上げているように見えるのだ。
- 製作中は頻繁にフィナグルの法則(いわゆるマーフィーの法則)に悩まされた。チュニジアでの撮影中のある日、撮影班はここ50年で初めてという大嵐に見舞われる。この嵐はラーズ家の農場が撮影された塩類平原に破壊的なダメージを与えたのだった。また、ILMは新しい特殊効果を完成させるために混乱状態に陥り、20世紀フォックス社はルーカスにプレッシャーを与え続けていた。ルーカスはこのプロジェクトによってストレス過多となり、スケジュールを守るために心臓発作になりそうなほど苦しんだという。
- この映画の商品化ライセンスを購入した企業はケナー社だけだったが、同社はこの映画が失敗作に終わると信じており、当初、いくつかの玩具の販売を予定していただけだった。だが、予想に反して空前の大ヒット作となり、準備不足によってクリスマス前により多くの玩具を販売することができなかった。
- デス・スターのスーパーレーザー・シャフトにいる2人の砲手は、ILMのモデルメーカー、グラント・マッカーンとジョー・ジョンストンである。
- 初期の販促用素材には、デス・スターでの投げ縄シーン直後の幸運のキスに連想されるような、ルークとレイアのロマンスを強調するものがいくつかあり、このテーマはスピンオフ・コミックや、フォスターの続編小説『侵略の惑星』にも受け継がれている。だが、『帝国の逆襲』序盤の2人のキスを除けば、ルーカスがレイアとハンの関係を発展させたことによって、ルークのロマンスは影を潜めることになる。この問題は『ジェダイの復讐』で2人が兄妹であることが明かされることで決着することになる。
- 1977年5月26日、ニューヨーク・タイムズ誌は『新たなる希望』を「最も美しい連続映画」と評した。
- <ミレニアム・ファルコン>のデザインは、オリーブを添えたハンバーガーをモチーフに作られた。
- TIEファイターの音響は象の鳴き声と、湿った舗装道路を走る車の騒音を合成して作られた。
- 1977年5月に公開されたほかの映画は、『トランザム7000』、『ザ・カー』、『アニマル大戦争』である。
- シシー・スペイセクがレイア役のオーディションに参加し、クリストファー・ウォーケン、カート・ラッセル、ロビー・ベンソンがハン・ソロの代読を行った。
- 脚本段階ではいくつもの副題が付けられており、その1つは『スターキラーの冒険』だった。
- 『エピソードIV/新たなる希望』という副題は当初から知られていたものではなかった。1977年の公開当時は単に『スター・ウォーズ』として知られていただけであり、現在の副題が付けられたのは『帝国の逆襲』公開前の1980年に再公開されたときのことである。しかし、1976年の脚本の最終稿には『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望 ウィルの日誌より』というタイトルを見ることができる。
- 青い光刃のライトセイバーを使う主要キャラクターがセイバー戦の結果、死亡する唯一のエピソードである(オビ=ワン・ケノービVSダース・ヴェイダー)。主要キャラクター以外では、『シスの復讐』でエージェン・コーラーがパルパティーンに殺害されている。
- ヨーダとパルパティーンがいずれも登場しない唯一のエピソードである。当時はまだヨーダの存在については言及されておらず、キャラクターも未設定だった。また、パルパティーンの存在は設定されていたが、名前は付けられておらず、ただ「皇帝」と呼ばれていた。
- 当初、ルーカスはルーク、レイア、ハンに無名の俳優を当てようと考えており、『アメリカン・グラフィティ』で共に仕事をしたハリソン・フォードが、ハン・ソロ役のオーディションに参加することを認めない方針だった。ソロ役のオーディションを受けた他の俳優には、カート・ラッセル、ペリー・キングなどがおり、後にペリーはラジオドラマ版で同役を演じている。一方で、レイア役について、ルーカスはシンディ・ウィリアムズ(『アメリカン・グラフィティ』の主演)や、テリィ・ナン(ダンスポップ・グループ、ベルリンのリード・シンガー)の起用を真剣に考えていた。しかし、フォードがルークやレイアの役を目指す他の候補者の相手役として、ソロのセリフの代読をさせられていたとき、ルーカスはソロのキャラクターに最も適するのはフォードの演技だと決断したのだった(ナンによるレイアの演技へのリアクションが彼の目に留まったのだという)。当初から、無名俳優を使うというルーカスの方針は、友人フランシスコ・フォード・コッポラの助言にも反するものだったのだ。
- 「帝国のマーチ」がかからない唯一のエピソードである。製作時点でこの曲は存在していなかった。
- R2-D2の音声にはコンピュータ・サウンドだけでなく、赤ん坊の声も含まれている。
- 当初、この作品は40の映画館で上映されただけだったが、そのうちの39館で売り上げ記録を更新した。
- レイアの捕らえられていたデス・スターの監房区画1138は、ジョージ・ルーカスの最初の監督作『THX-1138』に由来する。
- 1977年、幼き日のユワン・マクレガーは、ウェッジ・アンティリーズ役の叔父、デニス・ローソンを見るため、兄弟と一緒にこの作品を鑑賞したという。
- デイヴィッド・プラウズはイギリス西部訛りが強かったため、ルーカスには最初から彼にヴェイダーの声を演じさせるつもりはなかった。当初、彼はヴェイダーの声優にオーソン・ウェルズを希望していたが、ウェルズの声はあまりにも有名だったため、それほど知られていなかったジェームズ・アール・ジョーンズを起用することになったのである。プラウズはこの決定に不満だったという。
- ベン・バートは音響デザイナーとして契約する前に、ルーク・スカイウォーカー役でオーディションも受けている。
- 映画の完成直前に、マーク・ハミルはテレビ・シリーズ "Eight is Enough" で デイヴィッド・ブラッドフォード役としてキャスティングされた。しかし、『新たなる希望』がヒットすることを確信していたハミルは、映画の仕事だけに集中したいと考えており、同番組ではパイロット放送に出演するに留まった。その後、デイヴィッド役を引き継いだのはグラント・グッドイブである。
- チューバッカが最初に<ミレニアム・ファルコン>のコクピットに入ったとき、天井から吊るされた2つの小さなサイコロに頭をぶつけていることが分かる。このサイコロは他のエピソードも含め、その後二度と見ることができない。
- ヤヴィン4の外観ショットの多くはティカルのマヤ遺跡で撮影されたものである。
- 公開当時、この作品はPG指定だった。
- デス・スター内では走るシーンが多かったため、キャリー・フィッシャーは胸の揺れを抑えるべく撮影中に拘束具を付けていた。
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