トリビア/ジェダイの帰還 Episode VI: Return of the Jedi
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- 撮影は1982年1月11日に開始され、同年5月20日に終了した。
- 当初は秘密保持のため "Blue Harvest" という別映画のタイトルを装って撮影を行った。後のこのタイトルはアニメ『イウォーク物語』の1エピソードに転用されている。
- 全編にわたって帝国軍キャラクターの衣装に深刻な問題があり、帝国宇宙軍将校たちが階級によらず、ほぼ全員同じ階級章を付けている。この問題は撮影途中まで製作スタッフに認識されておらず、最終バージョンでも修正されることはなかった。しかし、2名のエキストラだけは、皇帝の到着シーンで中尉の階級章を付けている。
- もう1つ衣装に関して、ウーラがランコア・ピットに落ちる直前に乳房を露出させているという問題がある。このシーンはDVD版でも修正されていない。
- 2つのエピソードで同じ役者が同じ帝国軍将校を演じているのは、ケネス・コリー(ピエット提督)とマイケル・ペニングトン(モフ・ジャジャーロッド)だけである。ただし、両エピソードでセリフがあるのはピエットだけであり、ジャジャーロッドは特別篇以降の追加シーンでの登場である。また、グランド・モフ・ターキンも『新たなる希望』と『シスの復讐』の2つのエピソードに登場しているが、異なる役者が演じている。
- 初期の脚本には、オビ=ワン・ケノービがルークとレイアの誕生直後の出来事について説明するシーンがあった。その内容は、今日パドメとして認識されているキャラクターが出産後も生き延び、ベイル・オーガナ夫人の侍女となってレイアを密かに自分自身の娘として育てていたというものである。彼女の死は出産の3、4年後とされていた。しかし、当時のルーカスはこの説明シーンをストーリー上重要であるとは考えておらず、上映時間の短縮のためカットしたのだった。
- エンド・クレジットで Denis Lawson(デニス・ローソン) の綴りが正しく表記されている唯一のエピソードである。他のエピソードでは Dennis となっている。
- 初期の脚本では、ランドの<ミレニアム・ファルコン>がデス・スターからの脱出に失敗し、炎上することになっていた。この名残はエンドアへ発つ直前の「二度とあの船を見られない気がする」というハンのセリフにも存在する。最終的にランドの死は廃案となったが、ラストの祝勝会シーンには初期稿から一貫して生還したランドが登場していた。
- カットされたシーンを除けば、「イーウォック」という名称も、「パルパティーン』という名称も、セリフの中に一度も登場しない。
- 青い光刃のライトセイバーと、赤い光刃のライトセイバーによる対決が描かれていない唯一のエピソードである。また、緑の光刃のライトセイバーが負けない唯一のエピソードでもある。緑が勝利するシーンは『見えざる脅威』にも存在する(クワイ=ガン・ジンが死亡した後のオビ=ワンがダース・モールに勝利する)。
- シス卿が緑の光刃のライトセイバーを起動する唯一のエピソードである(エンドアでヴェイダーがルークのセイバーを受け取ったとき)。
- THXを使用した初めての映画だが、皮肉にも劇中で THX-1138 が引用されない唯一のエピソードでもある。しかし、フィギュア用にプロップを調査したサイドショウ社の証言によると、撮影に使われたブーシのヘルメットに 1138 という数字が書かれているという。そのため、サイドショウ社のブーシ版レイアのフィギュアには、この20年ぶりに発見されたイースター・エッグが再現されている。
- エンドアで、ハン・ソロは「0300時にバンカーで落ち合おう」と発言しているが、これは軍隊の表現で午前3時のことである。しかし、ハンたちが他の兵士たちと合流したときは、明らかに日中だった(現地時間を用いていない可能性もあるが)。彼らはイーウォックとの遭遇で大幅なスケジュールの変更を余儀なくされたのだ。
- 公開当時、全世界的規模の巨大販促キャンペーンが行われ、スター・ウォーズ・シリーズ・アーティストのドリュー・ストゥルーザンが、ポスターや他の宣伝用素材のための肖像画や特徴的な絵を作成した。映画用のリリース・ポスターではルーク・スカイウォーカーが青い光刃のライトセイバーを持っているが、これは劇中に存在しないシーンである。実際に初期段階では青いセイバーとなっていたが、カークーンの大穴のシーンでタトゥイーンの青空との対比が悪かったため、製作の後期に緑色に変更されたのだった。
- 『新たなる希望』と『帝国の逆襲』は1980年代の初期にラジオドラマ化されたが、本作は1996年になってようやくラジオ・バージョンが製作された。
- ジョージ・ルーカスは、ヴェイダーがルークの父親であることをヨーダが説明するシーンを追加する際に、子供心理学者と議論を行った。彼は若年映画ファンに、ヴェイダーの告白を嘘として片付けてほしくなったのだ。
- 当初、ルーカスはピエット提督を再登場させるつもりはなかったが、彼の再登場を望むファンからの大量の手紙によって予定を変更させることになった。そのため、ユマでのタトゥイーンのシーンの撮影中に、彼はピエットのセリフを執筆したのだった。
- ヴェイダーの火葬シーンは、ルーカス自らが監督した。
- ルーカスはプロダクションの終盤に向けて、アービン・カーシュナーの元助手に作業の引継ぎを行った。というのも、俳優たちがリチャード・マーカンド監督にあまり良い印象を持っていなかったらしいのだ。ルーカスとマーカンドの仕事における関係は険悪であり、マーカンドがルーカスから虐待を受けていると感じたメイン・カメラ・オペレーターが、プロジェクトから去っていくということもあった。しかし、DVD版の音声解説では、ルーカス自らがマーカンドとの信頼関係を強調し、彼の才能、人柄、役者との良好な関係を褒めている。
- ハリソン・フォードは、物語により感情的な重みを与えるべく、ハン・ソロは友人を救うために命を犠牲にするべきだと提案した。だが、ルーカスはそれに賛同しなかった。
- 1980年に『エレファント・マン』で最優秀監督賞にノミネートされたデヴィッド・リンチは、ルーカスからの接触を受け、本作の監督を依頼されている。しかし、リンチはその申し出を断り、『デューン/砂の惑星』の監督となった。
- 当初、ルーカスは友人のスティーブン・スピルバーグに本作の監督を依頼するつもりだった。
- コルサントでの歓喜のシーンで、何者かが "The son of the suns!(太陽の子よ!)" と叫んでいる。これは当初『新たなる希望』の序章として設定されていた「ホイルス星系誌」からの引用である。原文は「最大の絶望の時代に救世主が現れる。彼こそは”太陽の子”とされる人物である」というものだった。
- ルーカスは当初からボバ・フェットがサーラックに落ちて死ぬことを意図していたが、最近は拡張世界の物語で彼が生きていることについても、特に問題はないと発言している。
- ロボティック・マイン&ミュージック・デュオのティックとトックが、それぞれウィフィッドのジュキールとセイルト=マレイ(ヤク・フェイス)を演じている。
- ライトセイバーとそれ以外の武器との戦いが描かれた最初のエピソードである。ルークがセール・バージ上でスタッフやブラスターを持ったジャバの衛兵と戦った。『新たなる希望』と『帝国の逆襲』では、ライトセイバーの相手はセイバーだけである(ただし、オビ=ワンがポンダ・バーバの腕を切断したシーンを戦いであると考えると、そちらが先になる。だが、そのシーンでのバーバの相手はルークであり、オビ=ワンにとってこの乱闘は戦いとは言えない)。
- エンドアの森林上空をシャトル<タイディリアム>が飛行しているシーンで、木の間に送電線が見えている。
- YウィングがTIEインターセプターを撃墜したとき、ウェッジ・アンティリーズが "Good shot, Red 2" と言ってねぎらうが、コクピットのクローズアップを見ると、そのときのYウィングのパイロットはゴールド中隊のホートン・ソームである。
- 「TIEファイター」という言葉が初めてセリフに登場したエピソードである。
- エンドアの地上戦の撮影はカリフォルニアのレッドウッドで行われたが、このときピーター・メイヒューは、撮影クルーに自分の近くにいるよう助言していた。なぜなら、森林を訪れた旅行者が彼をビッグフット(ネイティブ・アメリカンに伝わる森林の未確認生物)と見間違え、映画の内容を暴露するような写真を撮影されたら困るからである。
- ダース・ヴェイダーが登場し、かつフォースによる首絞めを行わない唯一のエピソードである。ただし、皇帝の玉座の間へ向かう際に、ジャジャーロッドの首を絞めるシーンが撮影されたが、カットされた。これは、ヴェイダーの性格は『帝国の逆襲』で十分に説明されているとルーカスが判断したためだという。
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