トリビア/帝国の逆襲 Episode V: The Empire Strikes Back
ホーム |
トリビア |
EP I |
EP II |
EP III |
EP IV |
EP V |
EP VI |
一番下へ
- オープニング・クロールに大文字だけで書かれた単語が出てこない。これは奇数エピソードに共通の特徴である。
- 旧三部作の特典DVDに収録されているドキュメンタリー『夢の帝国』によると、当初この映画には250万ドルの予算が計上されており、これはその時点でも破格の予算だった。しかし、いくつかの製作上の問題(特に雪に閉ざされたノルウェーでのホス・シーンの撮影中のもの)によって、最終的に制作費は330万ドルにまで膨らみ、当時としては最も高価な映画となってしまった。ジョージ・ルーカスは全予算を前作の利益から捻出するつもりだったが、予算オーバーとなったため、20世紀フォックス社に頭を下げることになり、その結果、フォックスにとって有利な利益配分条件を飲まされてしまったのだった。
- ダース・ヴェイダーの有名なセリフを、多くのファンは "Luke, I am your father.(ルーク、わしがお前の父親なのだ)" だと思っているが、実際には "No, I am your father.(いや、わしがお前の父親なのだ)" である。ちなみにラジオドラマ版でのセリフは "No, Luke, I am your father.(いや、ルーク、わしがお前の父親なのだ)" である。
- ダース・ヴェイダーがルークの父親であるという事実は秘密事項として厳重に隠されており、撮影中にすべてのセリフを発していたデイヴィッド・プラウズも「オビ=ワンがお前の父を殺したのだ」と言うように指示されていた。実際に、プレミア上映前に本当のセリフを知っていたのは、ジョージ・ルーカス、マーク・ハミル、ジェームズ・アール・ジョーンズの3人だけである。ジョーンズは本当のセリフを見たときに「おい!嘘だろ!」と反応したという。
- 旧三部作で「帝国のマーチ」が最初に奏でられるのはこのエピソードであり、ホスで反乱軍基地が発見された後、帝国艦隊が攻撃準備を行うシーンで聴くことができる。この不吉で威圧的なテーマ曲は、その後すぐにダース・ヴェイダーと関連付けられ、彼のテーマ曲として使われることになった。
- 公開から2年後の1982年、フォークランド戦争が勃発し、イギリス軍機動部隊が本国を出航すると、多くの新聞、雑誌が一面トップで「帝国の逆襲!」と報じた。また、007の『トゥモロー・ネバー・ダイ』では、コンピュータ画面上の新聞の一面の見出しが "The Empire Will Strike Back(帝国は逆襲するだろう)" というものだった。
- 80年代にブレイクしたスウェーデンの人気ロック・グループ Imperiet は、この作品にちなんだ命名である。Imperiet は Empire の意味。
- <ミレニアム・ファルコン>が着陸したクラウド・シティのプラットフォームは 327 だが、これは『新たなる希望』で<ファルコン>が入港したデス・スターのドッキング・ベイ327、『見えざる脅威』でクワイ=ガン・ジンがアミダラのロイヤル・スターシップを指した呼称「Jタイプ327・ヌビアン」と同じ番号である。
- 映画六部作において、宇宙空間がラストシーンとなる唯一のエピソードである。
- 映画本編に登場する前に他のメディアの作品に登場したキャラは、このエピソードのボバ・フェットが初めてである。彼の初登場は1978年のテレビ番組『ホリデー・スペシャル』内のアニメーション・シーンだった。ただしその後、『新たなる希望・特別篇』のドッキング・ベイ94のシーンで、ジャバ・ザ・ハットの用心棒として追加登場している。
- オリジナル版でパルパティーン皇帝を演じてた役者は、イアン・マクダーミドではなかった。その後、DVD版で彼の演技に差し替えられたが、このシーンは『シスの復讐』の主要撮影の際に一緒に撮影されたものである。
- ティザー・トレーラー(予告編)でラルフ・マクォーリーのコンセプト画を大々的に取り入れた唯一のエピソードである。
- 小惑星帯での追跡シーンで最初のTIEファイターが小惑星と衝突した際、小さな黒い物体が爆発する機体から飛び出すが、これはTIEパイロットであることが分かる。この悲惨な死に様は、『シスの復讐』の冒頭シーンでも、ARC-170のパイロット(演じているのはリック・マッカラム)で繰り返されることになる。
- DVD版では、ボバ・フェットの声が新三部作でジャンゴ・フェットを演じたテムエラ・モリソンの声に差し替えられた。これはボバが「父親」のクローンであるという新三部作の設定を補強するための措置である。また、<スレーヴI>のエンジン音も『クローンの攻撃』の音響効果に差し替えられている。
- オリジナル版のパルパティーン皇帝の声を演じたクライヴ・レヴィルは、スター・ウォーズとスター・トレックの両作品でセリフのある役を演じた唯一の俳優である。スター・トレックでは、ネクスト・ジェネレーション・エピソード "Qpid" で Sir Guy of Gisburne を演じた。彼が声を演じ、無名の女優にチンパンジーの目を合成した当初のパルパティーンは、DVD版でイアン・マクダーミドの映像に差し替えられたが、エンド・クレジットにはレヴィルの名がそのまま残されている。
- ホスの戦いにウォーカーの登場が決定する前、プロダクション・デザイナーたちは戦いの中で装飾した戦車を使うアイデアをいくつか検討し、乗り物の完全オリジナル・スケッチを何種類も用意していた。その1つである巨大な車輪式戦車は、後に拡張世界で HAVw A5ジャガーノートとして陽の目を見ることになり、さらにHAVw A6ジャガーノートとして、『シスの復讐』でスクリーンへの復活を果たすことになる。
- デイヴィッド・プラウズは前作での経験から、自分の声がすべてジェームズ・アール・ジョーンズのものに置き換えられることを知っていたため、ときおりジョークでまったく違うセリフを喋っていた。
- マーク・ハミルがクラウド・シティから落下するシーンは、現像中にフィルムが破損してしまったため、再撮影が行われた。
- この作品で、マーク・ハミルは大半のスタント・シーンを自ら演じている。上記の<ファルコン>への落下シーンも同様で、1回目の撮影では腕を負傷した。しかし残念なことに、船体にルークが着地するシーンも含め、この場面は大半が完成版からカットされてしまった。
- ダゴバで、フォースの霊体として登場したオビ=ワン・ケノービは、ヨーダに師事していた当時の自分は向こう見ずな弟子だったと述べるが、『見えざる脅威』では彼のパダワン時代のマスターはクワイ=ガン・ジンである。この矛盾については『クローンの攻撃』で、ヨーダが若いジェダイ・パダワンのグループ全体を指導するシーンが示されたことによって説明されている。
- カーボナイト冷凍室シーンのスクリプト最終稿は、映画の完成版と異なっている。当初は、レイアの "I love you." に対するハンのセリフは "I love you, too." だったが、何度も撮影を繰り返すうちに、このセリフではハンの性格をうまく反映できないことが明確になった。そのため再びこのシーンの撮影を行い、ハリソン・フォードが名案となる "I know." を発したのだった。
- ワンパの洞窟から逃げるルークのシーンを撮影する際、撮影クルーは全員、ホテルの中で窓越しに吹雪の中のマーク・ハミルを撮影していた。このときホテルの外にいた人間はハミルだけである。
- ワンパに襲われた際のルークの顔面の傷は、ハミルが撮影前に交通事故で負った本物の傷である。『ホリデー・スペシャル』では厚化粧で傷を隠したため、ルークを演じた役者がマーク・ハミルではないのではないかという誤解を招く結果となった。そのため、本作では同じ過ちを犯さないように、傷をはっきりと見せる演出を追加したのである。
- ダゴバへ向かう途中、Xウィング上でR2-D2がルークに対して何かを発し、ルークが "I know, I know." と返答するが、アニメ『クローン大戦』でも、ドロイド・ファイターの大群から攻撃を受けようとしていたときにR2が似たような音声を発し、アナキンが "I know, I know." と返答するシーンがある。
- ヴェイダーが顔を見せないまでも頭部を露出させる短いシーンは(ヴェイダーがフォースを使うということを除けば)、観客にとって彼がロボットではなく、有機生命体、おそらくは人間だと理解できる最初のシーンだった。このシーンがなければ、後にヴェイダーがルークに対して衝撃的な告白をする際にさらなる混乱を生じさせることになるため、極めて重要なシーンだと言える。
- ジョージ・ルーカスが南カリフォルニア大学の映画科の学生だった当時、アーヴィン・カーシュナー監督は同大学の教授だった。
- 『クローンの攻撃』のDVDテキスト・コメンタリティによると、本作のラスト・シーンで反乱軍の艦船が集結している場所は、リシ・メイズだという。背景に見える物体は、原始星の集合体が表現されたものである。
- 映画六部作において、タトゥイーンが登場しない唯一のエピソードである。
- 「Xウィング」という言葉が使われた最初のエピソードであり、映画六部作では唯一のエピソードである。
- カーボナイト冷凍室のシーンは、ヴェイダーがかつて自分の作ったドロイドであるC-3POと、マスクを被った後、最初で最後の対面をするシーンである。
ホーム |
トリビア |
EP I |
EP II |
EP III |
EP IV |
EP V |
EP VI |
一番上へ
Presented by じょじょ♪ <webmaster@starwars.jp>
(http://www.starwars.jp/)