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DSD1ドワーフ・スパイダー・ドロイド

ドワーフ・スパイダー・ドロイドから転送)

DSD1 dwarf spider droid.jpg
DSD1 dwarf spider droid
別名または別表記
別名・別表記

burrowing spider droid

製品に関する情報
製造元

バクトイド・アーマー・ワークショップ社

製品

DSDスパイダー・ドロイド

型式

DSD1ドワーフ・スパイダー・ドロイド

級種

バトル・ドロイド

技術に関する情報
全高

1.98 m(アンテナを除く)

性別

男性プログラム

武装
装備

統合型ドロイド・ブレーン

年代および政治に関する情報
時代
所属
[非表示]

DSD1ドワーフ・スパイダー・ドロイドは、コマース・ギルド分離主義勢力の理想を支えるために製造したバトル・ドロイドである。当初、このドロイドは狭い坑道内で抵抗勢力を壊滅させるために使用されていたため、バローイング・スパイダー・ドロイドとも呼ばれていた。

目次

特徴

正面から見たドワーフ・スパイダー・ドロイド

DSD1は機能的にはありふれた戦闘用車両とよく似ていた。これらのドロイドコマース・ギルドへの会費の支払いを拒否した顧客に懲罰を与えるためにも使用されていたのだった。

DSD1の主力兵器はドーム部に搭載された長身の中央ブラスター・キャノンである。これは対人用速射型火器、または低速かつ強力な一撃によって軽車両を破壊する用途の双方に使うことができた。また、このドロイドの小型フレームと4本の全地形用脚は危険な地雷が埋設された戦場でも安定した歩行を実現し、さらに脚を調整することによってブラスター・キャノンの高さを最適な位置に合わせることができた。しかし、このレーザー・キャノンは固定されているため、回転させて敵を追うことができず、高速な標的に対してはそれほど脅威ではなかった。また、DSD1は砲身が長いために狭いエリアに進入することができず、エスカーテではアナキン・スカイウォーカーにこの弱点をうまく利用されてしまった。

このドロイドはバイナリーに似たビープ音言語で更新を行うことができた。また、初歩的な感情も有しており、エスターテやテスでは落胆を示したこともあった。

歴史

銀河共和国末期における数十年の間、ジェダイ・オーダーは共和国を保護する統一された軍隊の必要性に取って代わっていた。その一方で、私的な大企業は自分たちの領域内で独自の軍隊を組織し、各種商業機関も最も強力かつ効果的な軍隊を提供していたのである。 当時、あらゆる私有軍の力を抑制する法が制定されたにも関わらず、巨大企業は大規模なドロイド軍を構築することが可能だった。共和国に脅威を及ぼすほどのドロイド軍は存在しなかったかもしれないが、分離主義運動はこれらの資源を恐るべき軍事力へと融合させたのだ。

ジオノーシスにおけるドワーフ・スパイダー・ドロイド

そしてクローン大戦中、ドワーフ・スパイダー・ドロイドは前線で使用され、バトル・ドロイド分離主義勢力の他のドロイド小隊の先頭に立っていた。また、ドワーフ・スパイダー・ドロイドはより大型のOG-9ホーミング・スパイダー・ドロイドと行動を共にし、戦場を探索する装甲型偵察員としても活動することができた。このドロイドは赤外線光受像器や強力なスキャナーによって地形を走査し、ホーミング・スパイダー・ドロイドに敵のデータを中継していたのである。

ドワーフ・スパイダー・ドロイドは敵を認識すると、頭部アンテナからデジタル・チャネルを通じてホーミング・スパイダー・ドロイドに追跡メッセージを送信し、その後、ホーミング・スパイダー・ドロイドが破壊的なダメージを与えるために合図のあった方向へと移動する。また、DSD1には自爆装置も内蔵されていた。クローン・トルーパー部隊がこのドロイドを破壊しに向かうと、大抵の場合ドロイドは自爆し、周囲の敵を殲滅することになる。

この戦争中には、ドワーフ・スパイダー・ドロイドの亜種の存在がいくつか確認されている。その1つは、湿地帯や沼地などの水に覆われた地形向けにデザインされた水陸両用モデルであり、これらはより大型のキャノンを装備していたが、2種類の重装甲型モデル、ヘヴィ・ドワーフ・スパイダー・ドロイドアドヴァンスト・ドワーフ・スパイダー・ドロイドと同様に、浮遊することはできなかった。このタイプはクローン大戦を通じて数多くの戦いに投入されている。その1つはキャッシークの戦いであり、共和国全地形用偵察兵器への対抗手段として使用されたのだった。

分離主義勢力の大半の戦闘用車両はクローン大戦終結時に停止させられたが、ドワーフ・スパイダー・ドロイドは銀河帝国によってかつて分離主義勢力に属していた惑星の征服などに再利用された。これらのドロイドはかつて自分たちを使用していた政府と戦い、ストームトルーパー部隊もこれらを機械でできた闘犬のように利用していたのである。これらは帝国の時代を通じて使用され続け、帝国の検問所でストームトルーパーと共にその姿を見ることも珍しくはなかった。

登場エピソード

外部リンク

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