ペトロ
提供: スター・ウォーズの鉄人!
| ||||||||||||||||||||||||||
|
ペトロは、クローン大戦中にジェダイ・オーダーと銀河共和国に仕えていた人間のジェダイ・イニシエイトである。
目次 |
経歴
イラムでのギャザリング
フォース感知者の人間であるペトロは、コルサントのジェダイ聖堂でフォースの道の訓練を受けていた。銀河共和国と独立星系連合との間でクローン大戦が勃発したとき、オーダーのメンバーたちは共和国グランド・アーミーへの就役を強いられた。そして彼らの周辺で戦争が激しさを増すと、ペトロはクランのトップ・メンバーの1人としてギャザリングと呼ばれる太古の儀式へ参加するため、ジェダイの聖なる惑星イラムへ旅立つにふさわしいと目されたのである。パダワン・アソーカ・タノによってイラムへ案内されたペトロと他のイニシエイトたちは、クリスタルの洞窟の入口にある聖堂でグランド・マスター・ヨーダと面会したのだった。
彼個人のライトセイバーに使用するクリスタルを探すため洞窟に入ったペトロは、自分自身のための完璧なクリスタルを求め、仲間のイニシエイトたちの先を急いだ。崖の行き止まりに光を見たペトロは自分のクリスタルだと確信した物を氷の塊から引き抜き、洞窟から脱出した最初の生徒として聖堂に戻った。だが、マスター・ヨーダにクリスタルを見せると、それは溶けてしまい、ただの氷だったことが発覚する。過ちに気付いたペトロは洞窟へと急いで戻るが、日没前に時間が尽き、洞窟に閉じ込められてしまう恐怖に怯えていた。そして同じところを何度も回っていたとき、彼は仲間のイニシエイト・カトゥーニが氷の壁の向こうに閉じ込められているところを発見する。しかし、クリスタルを見つける機会を逸してしまうことを恐れたペトロは彼女を見捨て、洞窟のさらに奥深くへと急いだのだった。だが探索を続けるなかで、彼は友人を置き去りにしたことへの不安に打ちのめされ、彼女を助けるために戻って行った。再びカトゥーニを見つけたペトロは共にフォースを使って氷を砕き、ちょうど聖堂の門が凍りつこうとしていたときに脱出したのである。カトゥーニが脱出した後、ペトロは彼女を閉じ込めていた氷の残骸の中にクリスタルがあることに気付いた。そして門が完全に凍りついたとき、ペトロはクリスタルを手に入れ、氷をばらばらに粉砕して洞窟から脱出したのである。クリスタルを見たマスター・ヨーダは、彼の無欲さと、カトゥーニを助けるために自らを危険に晒したことについてペトロを称賛したのだった。
<クルーシブル>への攻撃
ギャザリングが成功に終わった後、ペトロと他のイニシエイトたちは<クルーシブル>へ戻り、ジェダイ・オーダーのために1,000年以上働いてきたドロイドのプロフェッサー、ヒューヤングによる指導のもと、訓練を続けた。ヒューヤングは子供たちに無数のライトセイバーの模型を見せ、その製造法を教えるために彼らが思い描くセイバーの姿を尋ねた。ペトロは最初に非常に素早くセイバーを仕上げたが、それを検分したヒューヤングは、エミッターが逆向きに取り付けられていることを指摘する。プロフェッサーはもう一度やり直すよう命じ、辛抱強く指示に従うようにと告げたのだった。だが、子供たちが各自の作業を終える前に、訓練はホンドー・オナカーと彼の海賊団による襲撃によって打ち切られたのである。
一団は換気システムの下に隠れ、アソーカ・タノが海賊たちを船から排除する作戦を考えた。だが、ペトロは彼らを出し抜きたいと望んでいた。そして、ペトロ、カトゥーニ、グンジ、ビフ、ヒューヤングが2人組の海賊に捕まったとき、ペトロは誤って組み立てたライトセイバーをわざと海賊に差し出し、それを起動したことで起こった小さな爆発によって海賊たちを気絶させることができたのである。その後、ペトロはマークスマンH・コンバット・リモートを使って残りの海賊たちを倒す作戦を企てた。最終的にこの作戦は成功したが、アソーカが海賊たちの捕虜となり、<アカッシュネット>へと連れ去られてしまったのだった。
アソーカの救出
アソーカ・タノがホンドー・オナカーによって誘拐された後、子供たちは各自のライトセイバーを完成させることができた。やがて、ペトロたちはフローラムへ向かい、ホンドーの手からアソーカを救出することを決断する。カトゥーニはこの計画に気が進まなかったが、船の冷却液が漏れていたため、子供たちはやむなくフローラムへと向かうことになる。そしてR2-D2がヒューヤングの修理を行っている間に、ギャノーディを<クルーシブル>の監視に残し、子供たちはホンドーの海賊基地へと出発したのである。
彼らは途中で出会ったサーカス団、プレイゴーの旅する世界の脅威に加わることができ、ホンドーを騙すためにアクロバット・チームに変装した。彼らは簡単にアソーカの救出に成功し、WLO-5・スピーダー・タンクで逃走すると、<クルーシブル>へと戻ったのだった。