レッタ・ターモンド
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レッタ・ターモンドは、銀河共和国の晩年、銀河系規模に拡大したクローン大戦の時代における人間女性である。彼女はジェダイ聖堂で働くアビシンのジャッカー・ボウマーニの妻だった。
経歴
分離主義危機の間、レッタ・ターモンドはジェダイ・オーダーのために武器技術者として働くアビシンの夫、ジャッカー・ボウマーニと共にコルサントの労働者レベルで暮らしていた。ヤヴィンの戦いのおよそ20年前、ターモンドはジェダイを戦争のための兵士や武器と見なすようになり、彼らへの不満を抱きはじめた。そこで彼女はあるジェダイと共謀し、夫の食事にナノ=ドロイドを混入させたのである。爆発性のナノ=ドロイドは彼を歩く爆弾に変え、ジェダイ聖堂のハンガーを効果的に爆破した。この爆発によって6人のジェダイと多くの聖堂従業員、そしてクローンが死亡し、多数の負傷が出たのだった。
ジェダイが攻撃について調査していたとき、ターモンドはジェダイ聖堂の正門前で戦争への抗議活動を行っていた。アナキン・スカイウォーカーがシン・ドローリグに見せたホログラムが夫であることに気付いた彼女は、事情聴取のため聖堂内へ連れて行かれることになる。夫の身を心配していた彼女は、ジェダイがボウマーニを聖堂爆破事件の容疑者と見ていることに気付いた。だが、彼女は夫が爆破に関与していることを否定し、釈放されたのである。
だが、スカイウォーカーと彼のパダワン・アソーカ・タノによるさらに詳しい調査によって、ボウマーニが血液中にあったナノ=ドロイドによって吹き飛ばされたことが判明した。スカイウォーカーとタノはナノ=ドロイドの痕跡を求めてターモンドの家へと向かう。そこで、彼らは食料の中に大量のドロイドが混入されていることを発見し、さらなる尋問のためターモンドをジェダイ聖堂へ連れ戻すことを決めたのだった。
家の外で、ターモンドはタノを転倒させて通りかかった車両に飛び乗り、ジェダイからの逃走を試みた。彼女はジャンプして次々と車両を乗り替えるが、タノとスカイウォーカーがその後を追う。やがてターモンドは路地に飛び降りたが、タノが追いつき、彼女の前に姿を現した。さらに背後にはスカイウォーカーも構えていた。2人のジェダイに追い詰められ、それまでの供述に強い疑念を抱かれたターモンドは、ついにボウマーニにナノ=ドロイドを食べさせたことを認めたのである。
彼女はジェダイによって拘留されたが、その後、共和国軍事基地へと移送された。そして、彼女は刑務所内からタノとの接見を求め、他者との会話を一切拒んでいたのである。彼女はアソーカに、ボウマーニにナノ=ドロイドを食べさせるというアイデアを提供してくれたのは戦争に不満を持つジェダイであると説明した。このジェダイは、ジェダイが戦争行為を主導するべきではないという声明を共和国に訴えたかったのだという。ターモンドはこのジェダイによって命を狙われることを恐れており、タノが守ってくれることを条件にその名前を供述することに同意したのだった。しかし、このジェダイの名前を口にしようとした瞬間、彼女は何者かによってフォースで首を絞められた。タノは彼女を助けようとしたが、その努力は失敗に終わり、ターモンドは息絶えたのである。
ターモンドが死亡した直後、クローン・コマンダー・フォックスが明らかな脅威に反応し、独房に駆け込んできた。クローンたちはアソーカを殺人容疑で逮捕したのである。