攻撃型偵察機170スターファイター
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攻撃型偵察機170スターファイターとして知られるARC-170スターファイターは、クローン大戦末期に共和国宇宙軍で広く使用された重宇宙戦闘機/爆撃機である。
また、この戦闘機は後に反乱同盟軍で主力機として使用されたT-65 Xウィングの前身でもある。
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特徴
ARC-170の大きなエンジンに挟まれた細い船体は、インコム社およびサブプロ社に共通のデザインであり、PTB-625プラネタリー・ボマー、NTB-630ラヴァル・ボマー、そしてZ-95ヘッドハンターなどの宇宙戦闘機モデルにも見ることができる。この船の大きな船鼻には、探索任務用の高感度センサーが搭載されており、また、開閉可能なSフォイルには大気中での安定飛行を実現させるという役割があった。これによってARC-170は卓越した宇宙戦闘機であると同時に、効率的な空中戦闘機としての地位を確立していたのだ。さらに、このSフォイルには余分な熱を放出するヒート・シンクや、偏向シールドにエネルギーを供給するための導管としての役割も備わっていた。
この高性能戦闘機には、3人のクローン・トルーパー・パイロットが搭乗していた。1人は航行操縦を行い、副操縦士が機体の幅広い翼に搭載されたレーザー・キャノンを操作する。そして3人目の船尾砲手が背面に搭載された後方キャノンを操作することになる。また、この戦闘機には修理用のアストロメク・ドロイドも1体搭載されていた。
歴史
クローン大戦当時、共和国首都コルサントの上空は、最新鋭宇宙戦闘機テクノロジーを与えられた戦闘機部隊、クローン・フライト・スクワッド・セブンによって守られていた。ARC-170スターファイター(攻撃型偵察機)は武器に包まれた重武装大型戦闘機であり、戦闘を生き延び、そして勝利を掴むための十分な能力を持っていた。さらに、この機は遠隔地での任務における5標準日分という多くの消耗品を搭載しており、長距離型偵察機としても目覚しい活躍を見せていた。ARC-170は5,000光年のジャンプに耐えられるクラス1.5ハイパードライブ・エンジンを内蔵した、この時代では数少ない戦闘機の1つだったのだ。
コルサントの戦いの最中、クローン・コマンダー・ダヴィジャン(コールサイン、オッド・ボール)率いるスクワッド・セブンは、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーがそれぞれ操縦するジェダイ・スターファイターの護衛を行っていた。ダヴィジャンと彼の部隊の任務は、ドロイド・スターファイターをジェダイたちの背後から遠ざけることであり、その結果、彼らはパルパティーン議長の救出という最重要任務を成功へと導くことができたのである。しかし、スクワッド・セブンはこの戦いで多くの犠牲者を出すことになる。その後も、ARC-170は共和国グランド・アーミーのあらゆる部隊に配置され、ケイト・ニモイディアの任務ではジェダイ・マスター、プロ・クーンの指揮のもと、空中戦にも参加している。