TIEシリーズ
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ツイン・イオン・エンジン(TIE)・シリーズは、シーナー・フリート・システムズ社によって設計および製造された一連の宇宙戦闘機および軍用車両である。
目次 |
特徴
設計
TIEシリーズ・スターファイターは、概して球形または円筒形のコクピット・ポッドに1対のソーラー・パネルが取り付けられた汎用的なデザインで統一されており、このコクピットとパネルに武器や他の機能に使用されるモジュールが追加される形になっていた。
この設計思想は宇宙戦闘機以外の製品にも引き継がれ、陸上車両や海上船の中央部にも標準的なコクピット・モジュールが使用されるようになった。
TIEのコクピットは広くもなく豪華でもなく、他の戦闘機と比べても貧相なものである。
テクノロジー
TIEシリーズはSIE-TIEツイン・イオン・エンジンから命名されているが、これはヤヴィンの戦いの22年前にレイス・シーナーによって公に発表されたものである。実際には、TIEシリーズ・スターファイターのプロトタイプ、T.I.E.スターファイターはヤヴィンの戦いの29年前からテストされていた。TIEファイターは帝国軍のヴィクトリー級スター・デストロイヤーで運用されていたが、その初期の一例として、銀河帝国樹立の1週間後に行われた<ストライクファースト>での運用が挙げられる。最初期のTIEファイターには発着システムの故障が相次いだため、幾度かの再設計が行われたのだった。
TIEシリーズの戦闘機にはすべてに2箇所以上のイオン・エンジンの排気口が付いており、これらはソーラー・イオン化リアクターおよびソーラー・アレイ・ウィングに接続されている。
高性能型モデルを除き、TIEシリーズは一般にハイパードライブを装備していないが、オプションとして追加することも可能である。初期のTIEモデルは亜光速での性能を重視する方針だったため、ハイパードライブや航法コンピューター・システムを搭載した際の重量増加が懸念材料となったのだ。また、多くのTIEには敵機から発射されたミサイルの存在をパイロットに警告するミサイル警告センサーが搭載されていたが、必ずしもすべてのTIEにこの装置が搭載されているわけではなかった。
戦闘能力
通常、TIEシリーズの戦闘機は1基以上のレーザー・キャノンで武装されている。さらにより高性能な機種になると、様々な弾頭に対応した発射装置が追加されており、TIEアヴェンジャーやTIEディフェンダーなどは小型トラクター・ビーム発生装置も装備していた。
通常、TIEスターファイターには戦闘用偏向シールドが装備されていないが、アヴェンジャーやディフェンダーなどごく一部の機種には搭載されており、大抵のTIEにも追加することが可能である。この種の追加は新共和国の時代に広く行われるようになったが、これは帝国軍において機体や人員の価値が急騰したことに起因している。
ヤヴィンの戦いの40年後、第2次銀河内乱が開始されると、シーナー社によって銀河同盟宇宙軍のアレフ級スターファイターが製造された。前身機種と同様に、アレフ級は球状コクピット・ポッドを採用していたが、ポッドが通常のTIEシリーズより大型化されており、2人乗りシート、アストロメク・ドロイド・ソケット、追加の武器などが装備されていた。
その後も、銀河帝国はヤヴィンの戦いの130年後に登場するプレデター級ファイターなどで、TIEの設計を継続利用している。
製品
宇宙戦闘機
帝国軍の宇宙戦闘機
- プレデター級ファイター
- シミター・アサルト・ボマー
- スーパーTIE/LNスターファイター
- T.I.E.スターファイター
- TIE/adスターファイター
- TIEアドヴァンストx1
- TIEアドヴァンストx2
- TIEアドヴァンストx3
- TIEアドヴァンストx7
- TIEアグレッサー
- TIEボーディング・クラフト
- TIE/Dオートメート・スターファイター
- TIE/Dディフェンダー
- TIE/fcスターファイター
- TIE/gtスターファイター
- TIEヘヴィ・ボマー
- TIEハンター
- TIE/INインターセプター
- TIEインターディクター
- TIE/LNスターファイター
- TIEランダー
- TIEライト・デューティ
- TIEオプレッサー
- TIEファントム
- TIE/rcスターファイター
- TIE/saボマー
- TIE/shシャトル
- TIE/srスターファイター
- TIEスターファイター
- TIEヴァンガード