モット=ノット・ラブ
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モット=ノット・ラブは、惑星ターナブ出身のターナブの元老院議員である。
経歴
モット=ノット・ラブは、ヤヴィンの戦いの32年前、銀河元老院で故郷ターナブを代表していた。彼は自分の信念と目的を注意深く封印していたが、その一方で何に対しても反対することで知られていた。
モット=ノットはダクのティッキーズ議員、ローディアのオナコンダ・ファー議員らと共に、ライロスのオーン・フリー・ター議員が主導する非公式の会合に出席していた。このとき、危機を乗り越えたばかりのフィニーズ・ヴァローラム最高議長が突如、汚職容疑で告発されたのである。ターは告発の延期を認めたが、それは元老院が既に彼を罷免できる状況にあったからだった。これこそがターの目的だったのだ。
ラブはヴァローラム議長に対する不信任動議が政略の一環であると確信していたため、それに反対した。だが、彼はターを筆頭とするリム派の一員でもあった。
ラブは銀河系を二分したクローン大戦の間も、腐敗と政争が渦巻く元老院で議員を続けていた。この戦いの中で、元老院は戦費に関する緊急議会を召集した。そして平和主義を唱えるナブーのパドメ・アミダラ議員が銀河共和国と独立星系連合との和平交渉について提案すると、ラブはあのような「動物たち」との交渉など不可能だと主張し、戦争の継続と速やかな採決を要求したのである。これが引き金となって多くの議員たちが投票を求める声を上げはじめたが、議会が紛糾したため、マス・アメダ副議長によって一端打ち切りとなった。その後、モット=ノット・ラブは分離主義勢力との交渉の是非を問う投票に参加したが、コルサント・パワー・ジェネレーターの爆破による停電のため、再び投票が阻止されてしまう。この攻撃によって、金融規制緩和法案が元老院を通過し、共和国によるクローンの増産が認められ、分離主義勢力との和平に向けた取り組みは却下されたのだった。
その後、ハリー・バートーニ議員によって、銀行グループからの資金調達に基づく500万体のクローン・トルーパーの増産を求める法案が提出された。このときラブは、ドゥークー伯爵が法案に反対する議員たちを怯えさせるために雇った2人組の賞金稼ぎから襲撃を受けたのだった。だが最終的に、パドメ・アミダラ議員の演説が議会を奮い立たせ、この法案は取り下げられたのである。