サルポリン
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キャッシークはクローン大戦の数ある戦場のうちの1つだった。分離主義勢力の軍隊がウーキーの惑星の礁湖沿岸を攻撃したとき、地元の軍隊が共和国のクローン・トルーパーたちと協力して、祖国を守るために戦ったのだ。屈強なウーキーの戦士サルポリンも、ドロイドの侵略軍から海岸を守るため、命がけの戦いに身を投じたのだった。
解説
サルポリンは、不規則に曲がったウーキーのナイフを巧みに操る、リーク・ブレード・マスターである。サルポリンはチューバッカの幼馴染みだが、彼が銀河系を探検するために故郷のキャッシークから旅立つという冒険癖に取り付かれたときも、キャッシークに留まっていた。その後、彼は戦士としての才能を買われ、ウォワット列島の海岸都市カチャーホへと招かれた。そこでサルポリンは熟練したブレードの腕を活かして、ハンターや武器職人として働いていたのだった。
カチャーホにいたとき、サルポリンはゴーリンという名のウーキーの少女と恋に落ちた。2人はクローン大戦が始まると、将来の結婚を誓い合ったのだった。そして分離主義勢力がカチャーホを標的としていることを知ると、サルポリンとゴーリンは都市を守るため、共に義勇兵として志願したのだった。彼らはメルメル部隊長の指揮下に入り、この戦いに参加したのである。
サルポリンはクローン大戦を生き延びたが、その後、帝国はキャッシークを征服し、ウーキーの奴隷化を開始した。このとき彼も帝国軍に捕らえられてしまい、数年間、奴隷として働かされることになった。しかし、彼はやがてウーキー解放の任務を与えられた同盟軍の特殊部隊によって救助され、自由の身となった。サルポリンはシンプルな市民生活に復帰したのだった。
そしてエンドアの戦いから5年後、新共和国はスローン大提督による反抗の時代を迎えていた。このときサルポリンは双子を宿したレイア・オーガナ・ソロの隠れ家として自宅を提供し、帝国軍の刺客から彼女を保護した。だが、ノーグリのコマンドー部隊が彼の家を襲撃したとき、サルポリンは姫を守るために命がけで戦い、命を落としたのだった。レイアをキャッシークに連れてきたチューバッカは、思いがけぬ旧友の死に、深い悲しみを抱くことになった。