スタック
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スタックは、クローン大戦中に共和国グランド・アーミーで戦った上級偵察部隊トルーパーの愛称である。彼はメイス・ウィンドゥ将軍と共にライロスの戦いに参加した。
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経歴
ライロスの戦い
ヤヴィンの戦いの21年前、スタックはライロスの戦いに従軍し、ライトニング中隊の仲間たちと共にAT-RTで、断崖を走査していた数台のAT-TEの進路の確保を支援した。首都レスーの攻略にあたって自軍の戦力不足を認識したメイス・ウィンドゥ将軍は、スタック、レイザーと共にトゥイレックの自由の戦士、チャム・シンデューラの捜索に向かう。そしてバトル・ドロイドの分隊が近くを通過したとき、3人は破壊されたMTTの陰に隠れた。このときスタックが石に躓いてしまい、ドロイド分隊にあわや存在を気づかれるところだった。だが、2人のトルーパーが攻撃準備を行うと、ウィンドゥは2人を下がらせる。すると分隊はなぜか破壊されたのだった。そして隠れ場所から出たウィンドゥ、スタック、レイザーは、シンデューラ将軍の挨拶を受け、彼の基地へと案内された。そこでスタックはブラーグを見つけ、噛み付かれる。自由の戦士の1人が、ブラーグはスタックのウォーカーより速く走れると豪語したが、スタックは信じていなかった。
シンデューラが共和国への支援を約束すると、彼とウィンドゥの部下たちは団結し、レスー攻略に向けた作戦を考案した。レスーへ出入りする唯一の手段は輸送車両用のプラズマ・ブリッジである。彼らは、バトル・ドロイドがレスーの民間人を城壁の外で監視し、その間にMTTが都市へ入っていくところを見ていた。シンデューラの報告によると、MTTは都市へ財宝を運んでいるのだという。ウィンドゥはスタックとレイザーを伴って、その中の1台に忍び込む計画を実行した。彼らはバトル・ドロイドを切り裂いて後方の輸送車に入り、一方でシンデューラが総攻撃の準備に着手したのである。
しかし、バトル・ドロイドはプラズマ・ブリッジを通過する輸送車のスキャンを行っており、2台目の内部に異常を検出した。ドロイドたちはウィンドゥとトルーパーの存在に気づき、共和国部隊を崖下に落下させるため、即座に橋を遮断する。3人は車両を脱出し、バトル・ドロイドを破壊した。そしてウィンドゥは[フォース]]を使ってスタックとレイザーを押しやり、STAPに乗って自身も反対側へ渡るが、さらに多くのバトル・ドロイドが彼らを攻撃し始めたのだった。
対岸に到達したウィンドゥはドロイドを片付けながら、スタックとレイザーに、残りの部隊を都市へ導くため橋を起動するよう命じた。クローンたちは近くにいたドロイドをすべて破壊して制御室へ駆け込み、シンデューラと彼の部隊の通過に間に合うようようにプラズマ・ブリッジを起動させたのだった。スタックとレイザーは制御室で数体のバトル・ドロイドの奇襲を受けたが、それらを撃退する。しかしその直後、2体のコマンドー・ドロイドが戦いに加わり、スタックとレイザーに向けてB1バトル・ドロイドの残骸を投げつけた。そしてコマンドー・ドロイドは2人のクローンと格闘戦を開始したのである。レイザーは片方のコマンドー・ドロイドに掴まれて首を絞められ、スタックももう片方のドロイドによって床に叩きつけられた。だが、彼はレイザーと戦っていたドロイドをブラスターで撃ち、レイザーが撃たれたドロイドを投げ返す。レイザーはお返しにスタックと戦っていたドロイドを殴り倒した。やがて戦いは終結し、スタックはウィンドゥの部隊と共に共和国の勝利を祝ったのだった。