光と闇
提供: スター・ウォーズの鉄人!
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「光と闇」は、クローン・ウォーズ・シーズン3の第16話である。
目次 |
概要
ジェダイがモーティスを離れる前に、息子はアソーカ・タノを誘拐した。彼はアソーカを使ってアナキン・スカイウォーカーを誘惑し、自分と力を合わせることで、父と娘を打倒しようとしたのである。この目的のため、息子はアソーカにダークサイドの呪文をかけたのだった。
一方、父は破滅を招く子供たちの対決を回避し、不安定さを増すこの惑星のフォースを正そうとしていた。息子を阻止できないと考えた娘は、禁を破ってオビ=ワン・ケノービをモーティスの祭壇へと連れて行く。そこにはフォース使いを殺す力を持った武器、モーティスの短剣が守られていた。息子はこの武器を盗み、父にそれを使うことで彼の力を奪い、父の支配を終わらせようとする。だが娘が自らを犠牲にし、その刃に自身を委ねたのだった。
あらすじ
Episode 16 ALTAR OF MORTIS |
エピソード16 光と闇 |
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"He who surrenders hope, surrenders life."
Mystery on Mortis! Sent to discover the origin of mysterious distress call, Obi-Wan Kenobi, Anakin Skywalker and his Padawan Ahsoka Tano are stranded on a distant planet. There, they discover three beings more powerful with the Force than any Jedi have seen before. The Father keeps a fragile balance between his Daughter, who allies with the light side, and the Son, who drifts ever closer to the dark. With his strength failing, the Father asks Anakin to stay and take his place, preserving the balance between light and dark. But after passing a perilous test, Skywalker refuses. Now we find our heroes about to depart for their journey home, or so they think.... |
「希望を捨てる者は、命をも捨てる」
惑星モーティスの秘密!謎の遭難信号の発信源を探していたオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカー、それにパダワンのアソーカ・タノは、未知の惑星に迷い込んだ。そこで彼らは、ジェダイも見たことのないほど強いフォースを持つ3人の親子に出会う。 光の面に属する娘と、闇に近づこうとする息子との間で、父親が際どいバランスを保っていた。しかし、力の衰えを悟った父はアナキンを留まらせ、光と闇のバランスを保つ役割を引き継がせようとする。だが、厳しいテストに合格したアナキンは、その要請を拒んだのだった。 いまコルサントへの帰路についたアナキンたちだったが、事はそう簡単には収まらない・・・ |
アナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、アソーカ・タノが惑星モーティスを離れようとしていたとき、疲れを癒すために寝ていたアナキンは、惑星に戻った悪夢にうなされていた。夢の中で、自分と瓜二つの姿をした男が近づいてきたが、その正体は息子だった。彼はアナキンに、フォースのダークサイドに組し、銀河系に平和とバランスをもたらそうと呼びかける。アナキンが拒否して背を向けると、息子はガーゴイルに変身し、アナキンに襲い掛かった。彼はここで目を覚まし、コクピットのオビ=ワンのところへ向かおうとする。すると突然、背後に息子が現れ、アソーカを誘拐してシャトルから飛び降りたのだった。
アナキンは息子を追い、岩の尖塔が立ち並ぶ霧に包まれた渓谷へと入っていった。しかし彼は息子を見失い、その直後、目の前に巨大な光の玉を頂いた奇妙な塔が出現した。辛うじて衝突は避けられたが、アナキンはシャトルの制御を失い、再び惑星の闇に支配されたアリーナに墜落してしまう。息子とアソーカの居場所に関する手がかりは何もなく、アナキンは塔へ行こうとした。破滅的な結末を危惧するオビ=ワンは、これは明らかに罠だと告げ、誘惑されてはならないと必死に警告する。彼は父にどうするべきか助言を求めることを提案するが、アナキンはそれを無視して塔へと向かった。オビ=ワンはどうすれば最初に父と会った場所へ行けるかと考えるが、気づくとそこは修道院のすぐ近くだったのだ。
塔の中の監獄で拘束されていたアソーカに奇妙な小さい生物が近づいてきた。彼はアソーカの内に疑いと恐怖があると告げる。そして彼はアソーカを鎖から解放するが、その直後に彼女の腕に噛み付いた。アソーカは床に倒れ、奇妙な生物は息子の姿に戻る。アソーカはダークサイドの呪いに感染し、恐ろしい変化を遂げたのだった。
その後、息子は父と娘のところへ戻った。父は息子のダークサイドへの傾倒に不安を表明し、それを手放すよう進言する。すると息子は怒りをあらわにし、父にフォース・ライトニングを浴びせたのだった。このときオビ=ワンが到着する。横たわる父の傍らで、オビ=ワンは娘に、父を支え、息子が惑星を脱出する前に彼を阻止するよう懇願した。しかし、フォースのライトサイドを司る娘は、兄弟に手を上げることはできないと告げる。彼は娘とアナキンが力を合わせれば息子を阻止できると提案するが、娘はその代わりにオビ=ワンを地下の洞窟へと案内し、祭壇に祭られた短剣を示したのだった。純粋なフォースでできたこの短剣を使えば、オビ=ワンにも息子を倒すことができるというのだ。
そのころ、アナキンは息子の塔を登り、アソーカを発見した。だが彼女は息子の呪いと、彼女自身の不安と憤りによってダークサイドに侵されていたのである。彼女は荒々しくアナキンに襲い掛かり、一方でオビ=ワンと娘も塔の中の部屋で息子と対峙していた。だが、息子はオビ=ワンにアナキンを助けに行かせることで2人を分断する。そして息子と娘は戦いを開始するが、そこへ回復した父が割って入り、子供たちをジェダイの方へと投げ飛ばしたのだった。息子は父に怒りの矛先を向けるが、まだ衰弱した状態の父には息子に勝てるだけの力がなかった。そこでオビ=ワンがアナキンに向かって短剣を投げるが、アソーカがそれを横取し、息子に手渡してしまう。息子はアソーカの生命力を消滅させ、短剣で父を刺そうとした。だが2人の間に娘が飛び込み、父の代わりに背で刃を受ける。息子は苦痛の悲鳴をあげ、その場から逃走したのだった。
娘が死の淵に立たされると、フォースのバランスが崩壊し、惑星は闇へと傾き始めた。アナキンはパダワンを見捨てていくことを拒否するが、娘がアナキンを介して自分の最後の生命力をアソーカに注ぎ込み、彼女の命を蘇らせた。そして父はジェダイに、息子が船を奪って惑星を脱出する前にここから立ち去るようにと助言する。彼はバランスが崩壊したことで、銀河系ではダークサイドとシスが優勢となるだろうと警告したのだった。どうすることもできない3人のジェダイは、娘の遺体の傍らで悲しみに暮れる父を残し、その場を立ち去ったのである。