封鎖線を突破せよ
提供: スター・ウォーズの鉄人!
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「封鎖線を突破せよ」は、クローン・ウォーズ・シーズン2の第16話である。
目次 |
概略
オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーは、分離主義勢力の支配下に置かれた惑星クリストフシスに救援物資を届けなければならなかった。そこで彼らは分離主義勢力の司令官トレンチ提督と遭遇し、交渉に臨む以上の労を得ることになる。
あらすじ
Episode 16 CAT AND MOUSE |
エピソード16 封鎖線を突破せよ |
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"A wise leader knows when to follow."
An impenetrable defense! Separatist ships blockade the resource-rich planet of Christophsis, trapping Senator Bail Organa and his relief Effort. Desperate to aid the esteemed Senator, a Republic task force under the command of Anakin Skywalker must break the impasse. But time runs short for the Senator and the good citizens of Christophsis.... |
「賢明なリーダーは従う時を知っている」
鉄壁の包囲網!資源豊かな惑星クリストフシスは分離主義勢力の艦隊に封鎖され、ベイル・オーガナ議員とその人道支援が閉じ込められた。人格者として知られる議員を救うには、ジェダイ・ナイト・アナキン・スカイウォーカー率いる共和国部隊が活路を切り開かなければならない。しかし、議員と善良なクリストフシス市民たちを救えるかどうかは時間との戦いにかかっていた・・・ |
惑星クリストフシスの地上で、ベイル・オーガナがホログラムを通じてアナキン・スカイウォーカー、ウルフ・ユラーレン提督と協議を行っていた。分離主義勢力の侵略が議員のいる場所にまで迫っており、物資、食糧、水、武器が圧倒的に不足していたのである。そしてホログラムが切断され、スカイウォーカーとユラーレンはクリストフシスを封鎖する分離主義勢力の包囲艦隊に対し、絶望的な戦いを挑もうとしていた。敵の旗艦<インヴィンシブル>は共和国艦隊を圧倒しており、分離主義勢力司令官トレンチ提督は共和国の小型補給船に攻撃を集中させていた。スカイウォーカーが総攻撃の準備を進めていると、オビ=ワン・ケノービの指揮するもう1隻のジェダイ・クルーザー、<ネゴシエーター>がハイパースペースから姿を現した。新しいおもちゃを持ってきたというオビ=ワンとユラーレンの強い説得に従い、スカイウォーカーは命令を撤回してクリストフシス・ムーンの裏側へ撤退する。敵がすぐに戻ってくると確信しているトレンチは、彼らをそのまま行かせたのだった。
オビ=ワンの船に移ったスカイウォーカーは、元マスターが新型兵器、強力なクローキング装置を装備した重武装のステルス・シップを持ってきたことを知った。オビ=ワンは、新しい任務は分離主義艦隊と戦うことではなく、惑星上のオーガナ議員に物資を届けることだと強調する。そのころ、敵の旗艦に描かれていた奇妙な紋章について調べていたユラーレン提督は、恐るべき結果を目の当たりにしていた。彼は自艦に戻ろうとしていたスカイウォーカーを呼び止め、あの紋章が悪名高きトレンチ提督のものであると説明する。アナキンはそれに驚いた。記録によれば、トレンチはマラステア・ナロウの戦いで死んだことになっていたのだ。その戦いに参加していたユラーレンは自分の知る事実を語りだした。当時トレンチはマラステアを封鎖する企業艦隊を指揮しており、その戦術は彼に対抗するために派遣された共和国艦隊を退けるほど恐ろしいものだったという。ユラーレンは多くの優秀な部下を失い、共和国艦隊も辛うじて生き延びている状態だった。ジェダイ率いる機動部隊が到着し、ようやく戦いの流れを変えることができたのである。このときトレンチも船と共に滅んだと思われていたが、これまでの敵艦隊の戦術とトンレチの紋章は、ユラーレンに仇敵の復帰を信じさせるに十分なものだった。
意を決したスカイウォーカーは、自ら志願したユラーレンと共にステルス・シップで惑星へと飛び立った。一方、共和国艦隊がなかなか攻撃を再開しないことに不審を抱き、クリストフシスにまだ抵抗軍の部隊がとどまっていることを知ったトレンチは、敵艦隊をおびき出すため惑星に向けて数機のハイエナ級ボマーを発進させた。爆撃機を衝突寸前で回避し、オビ=ワンからオーガナの窮状を知らせるメッセージを受け取ったスカイウォーカーは、トレンチの船への攻撃を決意する。彼は、議員を救うにはトレンチの目を惑星より自分たちに向けさせるしかないと考えたのだ。攻撃のためクローキング装置を解除したステルス・シップはプロトン魚雷を発射したが、それらは<インヴィンシブル>のシールドに遮られ、敵にダメージを与えることなく爆発してしまった。だがステルス・シップはトレンチの反撃より先に再び姿を消す。トレンチはレーザーによる集中砲火を命じたが、アナキンは巧みにそれらをかわしたのだった。トレンチの戦術ドロイドTI-99は敵を見失ったと報告するが、トレンチは敵のパイロットがジェダイであることを見抜いていた。クローン・パイロットにあれだけ多くの砲撃を避けられるはずがないのだ。トレンチはオープン・チャネルでメッセージを送信し、スカイウォーカーの勇気と大胆さを褒め称えた。だが彼は、かつてクローキング装置を搭載した船を戦い、それを破った経験があると告げ、撤退しなければすべてを滅ぼし、クリストフシスとその資源は分離主義同盟のものとなると警告したのである。
スカイウォーカーがケノービに連絡を取ると、ケノービはトレンチの戦闘記録から脅威を感じ取っていた。だが、トレンチはかつて確かにクローキング装置を搭載した船を打ち破ってはいるが、多くは大型艦同士の戦いである。そのすべてのケースで、彼は追跡魚雷を使って敵の船を、クローキング装置の有無に関係なく破壊していたのだ。トレンチも今回のステルス・シップのような小型船(通常、この大きさの船にクローキング装置を載せることはできない)と戦ったことはないため、スカイウォーカーは今回も彼がこの船の磁気シグネチャに魚雷をロックしてくるだろうと考えていた。一方、<インヴィンシブル>ではトレンチの戦術ドロイドTI-99が、ジェダイが提督の提案を受け入れることはないだろうと判断していた。トレンチもそれに同意し、ステルス・シップであれば封鎖を通過できるが、このジェダイは攻撃を選ぶはずだと主張する。そして決戦の時だと判断したアナキンが攻撃を再開した。ステルス・シップの魚雷は再び遮られたが、今回はトレンチがステルス・シップの磁気シグネチャに照準をロックすることができた。戦術ドロイドは船のシールドを落とさなければならないと警告するが、トレンチは構わずにシールドの切断を命じ、追跡魚雷を発射したのである。
スカイウォーカーは追跡魚雷に追われながら一直線に<インヴィンシブル>を目指した。このときトレンチは自らの過ちに気付いたが既に遅すぎた。彼はシールドの起動を命じるが、再充電中だったのだ。トレンチが恐怖に張り付くなか、アナキンは<インヴィンシブル>の艦橋すれすれのコースを通過した。敗北を受け入れたトレンチは目を閉じ、命運尽きるのを待つことになる。数秒後、追跡魚雷は艦橋に激突し、トレンチもろとも<インヴィンシブル>を滅ぼしたのだった。
トレンチの敗北に伴い、オビ=ワン・ケノービとコマンダー・コーディは指導者を失った分離主義艦隊への攻撃を開始した。また、スカイウォーカーとユラーレン提督はステルス・シップでクリストフシスに降り立ち、ベイル・オーガナたちに補給物資を届けることができた。この戦いの後、オーガナはアナキンに感謝を述べ、ユラーレンも、常軌を逸した戦術ではあったが、彼の大胆な勇気に関心と敬意を抱くようになったのである。
キャスト
未稿
登場
人物
- CC-2224 ”コーディ”
- CT-1284 ”スパーク”
- アナキン・スカイウォーカー
- ウルフ・ユラーレン
- オビ=ワン・ケノービ
- トレンチ
- ブラックアウト
- ベイル・プレスター・オーガナ
- TI-99
ドロイド(機種)
イベント
地名
組織/称号
種族
乗り物
- 全地形用戦術歩行兵器
- 装甲型強襲用戦車
- カンサラー級クルーザー(チャージャーc70・レトロフィット)
- ルクレハルク級バトルシップ
- 低飛行強襲型輸送艇
- ミューニフィセント級スター・フリゲート
- ニュー級アタック・シャトル
- ペルタ級フリゲート
- プロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤー
- ステルス・シップ
- ヴェネター級スター・デストロイヤー
武器/テクノロジー
- クワッド・ターボレーザー・キャノン
- マス=ドライバー・キャノン
- ディスコード・ミサイル
- 追跡魚雷
- プロトン魚雷
- 熱シールド
- クローキング装置
- フェーズI・クローン・トルーパー・アーマー
- ホログラム
- ホロプロジェクター
- データパッド