CC-4477
(サイアから転送)
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CC-4477、通称サイアは、クローン大戦中、エリート部隊のショック・トルーパーに所属していたクローン・トルーパー・コマンダーである。
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経歴
クローン大戦での活躍
戦争の初期、中尉だったサイアは部下のクローン・トルーパー、ジェックとリズと共に、ルゴサへの外交任務に向かうジェダイ・マスター・ヨーダの護衛を担当した。しかし、彼らを乗せた船は分離主義勢力のフリゲートによる攻撃を受け、ヨーダと3人のクローンは脱出ポッドで衛星の地表に着陸することになる。彼らの目的は、トイダリアンの君主カトゥーンコと接触し、共和国との協定を取り付けることだった。だが、一歩先に到着していたアサージ・ヴェントレスはバトル・ドロイドの大軍を送り込み、彼らの妨害を目論んだ。この任務の中で、サイアはスーパー・バトル・ドロイドの攻撃を受けて負傷するが、彼はヨーダと共に戦い続け、無事にこの任務を完遂させたのである。
やがて中佐に昇格したサイアは、クローン大戦の最盛期にパルパティーン最高議長のショック・トルーパーを率いていた。そして戦渦がますます激しくなると、サイアのショック・トルーパー部隊は首都惑星コルサントの防衛に従事したのだった。
サイアは共和国情報部のアーマンド・アイサード長官と協力し、やがて訪れるであろうコルサントへの攻撃に備えるため、首都惑星の防衛網の強化と合理化を目的としたホームワールド・セキュリティ・コマンドを創設した。しかし、サイアは常々、共和国がコルサントに信頼できる防衛網を築くことは不可能ではないかとも考えていた。
サイアが最も恐れていた事態は、グリーヴァス将軍が早朝のコルサントに奇襲を行った際に現実のものとなった。サイアの部下たちはコマンダー・アポーの第501大隊と連携し、独立星系連合のドロイド軍から全力で元老院地区を防衛した。しかし、彼らは分離主義勢力の進軍を食い止めたものの、グリーヴァスとマグナガードによるパルパティーンの誘拐までは阻止することはできなかった。
オーダー66
オーダー66が実行され、第501大隊がジェダイ聖堂を強襲した後、クローン大戦が終結し、新秩序が公布された。そして元老院ロタンダにおけるパルパティーン皇帝とジェダイ・マスター・ヨーダとの伝説の戦いの後、パルパティーンは小柄な老ジェダイの消息を求めるため、コマンダー・サイアとその部下たちに元老院内の徹底捜索を命じたのである。皮肉にもサイアはかつて珊瑚の月で自分の命を救った恩人であるジェダイ・マスターの追跡を強いられたのだった。サイアの必死の捜索は失敗に終わったが、皇帝は新しい弟子の状況に意識を集中させ、彼が危機に瀕していることを察知する。そのためサイアとショック・トルーパーたちはパルパティーンをムスタファーへと護送し、そこで重症を負っていたアナキン・スカイウォーカー、すなわちダース・ヴェイダーを医療カプセルに回収したのである。
帝国の勃興
帝国が銀河系全域を強固に支配するようになると、サイアをはじめとするショック・トルーパーたちは恐るべきコルサント・ガードへと変遷し、コルサントで部隊の指揮を執るようになったのだった。